2017年2月13日月曜日

首脳会談の本質を問う

 明日は日米関係を問う集中審議(NHK中継)。日本共産党は笠井亮(15:28~15:58)・赤嶺政賢(15:58~16:22)の両議員です!

 一昨日も書きましたが、土日をかけて首脳会談の全容を追うなかで、日米関係が新たな危ない水準へ進んできたと思うのです。

 日本の「役割」を、ことさらに強調する安倍総理。

 辺野古への米軍基地建設が「唯一の解決策」だとの確認も、文書で交わしてしまいました。

 テロに対する日本の態度も、軍事同盟の文脈で挿入された。

 そのための見直しへ「2+2」(外相・防衛相)も進めるとしている。

 経済関係も、TPP水準から進んで新たに日本が譲歩する恐れだけでなく、アジア太平洋地域へ共同売り込み(原発も?)するのだと。

 加えて南スーダンPKO「日報」問題が発覚し、情報を隠ぺいしてまでも自衛隊の海外実績をつくりたいのかと、厳しく問うべき状況です。

 明日の委員会は、冒頭は自民・公明からですが、荒れた審議となるでしょう。

 同時に、言葉尻ではなく問題の本質をとらえる論戦が必要で、笠井・赤嶺両議員がその立場で質問に立ちます。

 今日は北海道などから上京された核ゴミ問題研究会のみなさんと、岩渕友参議院議員とともに、経産省・使用済核燃料再処理機構からのレクチャー。

 日本原燃にも参加を要請しましたが、明確な理由もなく欠席。

 議論の中身はともかく、青森から来られた機構職員のみなさんには感謝の言葉を述べました。

 原子力行政も、かかわる組織についても、積極的に情報を公開することが問われている現状であるのに!

 早朝から東京まで駆けつけた市民のみなさんには申し訳ない思いですが、引き続き国会での責任を果たすためにがんばります。

 【今日の句】 報道は 持ち上げるより 真実を

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