2017年2月6日月曜日

なくせ過労死

 今日の予算委員会で、真島省三議員の質問に厚労相から「見直しも含めた検討」との前向き答弁! 高橋千鶴子・倉林明子の両議員から積み上げた質問でした。

 テーマは原発労働者の、残業問題でした。

 そもそも過労死を生むような異常な長時間労働をなくすのは当然で、それは原発とて変わりません。

 しかし昨年10月12日の予算委員会、原発再稼働の審査業務を残業時間限度基準の「適用除外」にする、労働基準局長の通達が出されていることを厚労相・経産相・原子力規制委員長とも「知らなかった」との答弁がありました。

 関西電力では、高浜原発1・2号機の運転延長申請にかかわった40代の男性課長が「適用除外」の対象ではありませんでしたが、関電社長も「忙しいという状況があったのは事実」と会見で述べるほど最大で月200時間の残業をおこなうなか、みずから命を絶ちました。

 「繁忙期」という例外を設けて「過労死ライン」を超える残業も認めていけば、過労状態によるヒューマンエラーも現場では起きかねない。

 このような「適用除外」の対象業務について問うなかで、冒頭の厚労相からの答弁があったのです(しかも高橋・倉林の両議員の名前をあげて!)。

 そもそも原発再稼働は公益といえるのかと質しましたが、廃炉作業も含めて、原発の現場や電力会社のなかで異常な長時間労働があってはいけないこと。

 質問の積み重ねで政治を動かすのは、日本共産党ならでは。

 明日の予算委員会は天下り問題の集中審議で、NHK中継もあります。

 日本共産党は宮本岳志(15:28~15:58)・塩川鉄也(15:58~16:22)の両議員ですので、ぜひご覧ください!

 私は昨日に書いたように部屋が新しい体制となり、会議や委員会室などをバタバタと慌ただしく‥‥。

 【今日の句】 どの職も 健康あっての ものだもの

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