2017年3月15日水曜日

なぜ存否さえも示さないのか

 今日は有明訴訟弁護団のみなさんと院内集会・農水省との意見交換など、以前に書いた「想定問答」問題で渦巻く怒りと抗議の声!

 基金案という国の主張を色濃く反映するにとどまらず、漁業者と弁護団を分断するような「想定問答」を農水省が作っていた、と朝日新聞の報道で発覚したのです。 

 定期的に弁護団が院内集会と意見交換の場を持っているのですが、今日は参加者そろって怒りの声が相次ぎました。

 日本共産党からは仁比聡平・紙智子の両参議、赤嶺政賢・真島省三の両衆議に私、民進党からも一貫して取り組んでいる大串博志衆議も参加されました(真島・大串の両議員と私は、意見交換の場にも同席)。

 農水省の言い分は、文書の存否を示さず不開示とすることを先日決定したばかり。

 行政処分は変更できるわけですから、これを錦の御旗にさせるわけにはいかない。

 参加者一同に私たち議員も含めて、「想定問答」なるものを出すよう強く要求。

 和解協議を進めてきたなかで、これにより農水省への不信が高まったわけで、この障害を作った農水省に事態を打開する責任があります。

 この件にとどまらず、安倍政権のもとでの次々と発覚している「隠ぺい」。

 農水委員会でも、この問題は追及しなければ!

 憲法改悪反対共同センターで情勢報告、「TPPを発効させない!全国共同行動」主催の緊急学習会(日米通商交渉・種子法廃止・水道民営化)にも足を運び、山積する課題を連帯の力で打開していきたいと痛感。

先日、電話で受けた取材にもとづき東京新聞さんが「種子法に廃止法案 食と農の根幹揺るがす」と報じました。

 さらに多くの方へ現状を知ってもらい、国民的議論も沸き起こるように。

 私も力をつくします。

 【今日の句】 やり口に 漁民の怒り 響く部屋

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