2017年8月16日水曜日

オスプレイ訓練やめよ

 「事実上の通告」(「道新」)で、道内でのオスプレイ訓練が開始されようとしています。紙智子参議院議員と道防衛局へ中止するよう要請に--。

 報道されているように、関係自治体へは昨日、道防衛局から説明がありました。

 その「説明」の中身を問うと、担当者は「自治体に報告した者から、すべて聞き取れていない」としつつ、18日からのオスプレイ訓練実施を伝えたとのこと。


 日本政府は、豪州での墜落事故について「米側は原因調査中」としつつ、米側からの①複雑な作動によるものだった、②初期調査で安全は確認されている、③機械的・構造的欠陥はないとの認識、④隊員へ安全手順を徹底--という説明を受けて、訓練を容認したとの説明でした。

 しかし、この①~④を関係自治体に説明したのか聞くと「求められれば説明」との位置づけで、防衛局みずから初めに説明する内容ではない、との回答。

 この4点で納得はできませんが、それでも説明もしないで訓練実施を述べたとあれば、やはり「事実上の通告」というべくものではないのか。

 拠点である三沢基地に22時まで戻るとなれば、北海道では21時までの訓練も可能であるとの問いにも否定できませんでした。

 さらにオスプレイ訓練の日にちは「前日の夜に次の日の訓練内容が決まるので、その時に関係自治体に知らせる」という有り様。

 飛行ルート上の住民からの強い不安については「米側に十分に配慮して訓練を、と要望している」。

 そのような要望を「わかりました」と聞く米側だったでしょうか。

 紙議員と青山慶二・党道委員長ともども抗議し、今からでも訓練を中止するよう求めました。

 「本省に伝える」との回答でしたが、このまま訓練強行など認められない。

 米海兵隊2000名・陸上自衛隊1300名という、これまでにない大規模な共同訓練です。

 そのうえにオスプレイやHIMARSなど訓練強化となれば、それが実績となり、北海道ではさらなる訓練強化ともなりかねない。

 ぜひ、このブログをお読みの方からも反対の声を広げてください。

 要請後、故・太田原高昭先生の弔問へ足を運び、飛行機にのって女満別空港から網走市へ着きました。

 明日から2日間、オホーツク管内を駆け回ります。

 【今日の句】 どう見ても 米いいなりの 政府かと

2 件のコメント:

  1. オスプレイの飛行は、とても怖いです。生命の危機を覚えます。一人でも多くの人に、過去の墜落の事実を知ってほしいです。職場で話題にできるといいのですが…立場上匿名より。

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    1.  匿名さん、コメントありがとうございます。
       そんな欠陥機であるにもかかわらず、日本政府は「米側が安全を確認した」から飛行容認という情けない態度です。
       古い自民党政治から、早く抜け出さないといけない。
       私も力を尽くしますね。

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