2017年2月25日土曜日

先輩に感謝

 私が候補の時から(紙議員が候補の時から!)、お世話になったS垣さんの退職と新しい船出を祝い会がありました。

 大門議員も心あたたまるメッセージなど寄せて、森つねと小選挙区1区予定候補も駆けつけて、あらためてS垣さんへの感謝の思いを伝えました。

 私からは、家族ぐるみで支えていただいたことに感謝の気持ちを伝えました。

 候補・議員とて人の子ですし、関係するみんなが団結しないと前へ進めません。

 そこをふまえて支えてくれたS垣さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 とはいえ時代は巡るもの、今後は私が必要と思うことをドンドン主張していかねばならないです。

 過去へ誠実に、未来は希望をもって!

 【今日の句】 言葉には できぬ感謝の 人がいる

2017年2月24日金曜日

真相を明らかにせよ

 今日の予算委員会で宮本岳志議員が、森友学園への国有地売却問題を追及。関係者の証言と、資料の開示は避けられない!

 宮本議員が具体的に追及したのが、近畿財務局と森友学園側の売買・価格の交渉日。
手持ちの資料にもとづき「2015年9月4日、午前10時から12時の間、近畿財務局9階の会議室」に交渉していないか、と。

 理財局長からは、交渉は一般的におこなわれるものと述べていましたが、最終的には通告がないので今はわからないとの答弁。

そこで宮本議員が、その会合で何が話し合われたかを暴露しました。

 「建築に支障ある産廃および汚染土は瑕疵にあたる‥‥場内処分の方向で協力お願いします」

 このような話が事実か交渉記録を要求したところ、「廃棄した」と!

 会計検査も終わっていないもとで、交渉記録を廃棄するなんて許されることではないし、本当かと疑わしい。

 宮本議員は、関係者の国会招致を求めました。

 いっそう疑惑は深まり、真相解明はこれからです。

 安倍首相との関係がクローズアップされていますが、まずは焦点の問題から1つ1つ明らかにすることが大事です。

 何より今は、来年度予算案の審議中。

 不明朗な税金の使い道や、国有財産の処理などは言語道断です。

 さて今日の私は会議や集会続きで、落ち着いて座る時間もなかったような‥‥。

 北海道からは、保育所と保育士増やせ! 処遇改善を!‥‥と福祉保育労組のみなさんなどが署名を携えて見えられました。

 ちょうど紙智子参議院議員と会議中だったので、いっしょに署名を受け取りました。

 もう1枚の写真は、ゆきとどいた教育をもとめる署名の提出集会。

 保育も教育も、欧米諸国にくらべると国の支出が少なすぎます。

 疑惑にまみれた学校建設よりも、真に子どもたちのために予算を!

 【今日の句】 子どもらは  生きる毎日 プレミアム

2017年2月23日木曜日

意外な接点?

 定期雑誌も日本共産党は発行しています。「月刊学習」の「ワタナベ・コウの日本共産党発見!」は党大会イラストルポ‥‥に私のことも!

 「絵も描く裁縫の先生」ことワタナベ・コウさんが、文字どおり日本共産党について「発見」したことを毎月お書きいただしています。

 今回の党大会ルポも、出だしが「最も驚いたのは、大講堂を埋め尽くした全員が共産党員だったこと」と、確かに私たちにとっては当たり前のことでも、一般的には衝撃なんでしょうね(しかもコウさんは「どの人もフツーにそのへんにいるようなおじさん、おばさん、青年‥‥これほど衝撃的な出来事はありません」とも!)。

 そうなんですよね、私たちは「草の根の政党」と自負していても、それが多くの方に認知されているかは努力の途上。

 そういうわけで、とても新鮮な党大会ルポで面白く、ぜひお買い求めください!(380円です)。

 そのなかで議員を紹介する1人に私が選ばれたのは、1月10日付「しんぶん赤旗」の国会議員対談が縁なのです。

 その対談で「北海道では『ハタケヤマさん頑張ってるね』と、私の名前を『ハタヤマ』と知らない方からも注目されています」と私が話したことを、コウさんがツイッター上で4コマ漫画にしてくださり、フェイスブックを通じて「友だち」になった、ということ。

 民進党・安住淳代表代行と、私との意外な接点(?)を取り上げてくださり、野党共闘のちょっと違った一面が読めるかも‥‥。

 さて今日の予算委員会は分科会と一般質疑があり、一般質疑では田村貴昭議員が熊本地震支援と下関北九州道路を取り上げました。

 明日は午前中に総理入りのNHK中継があり、日本共産党は宮本岳志議員が「森友学園」問題を取り上げます(11:21~11:44)!

 【今日の句】 大会で ふかしイモまで 売ってます

2017年2月22日水曜日

領土問題は現実的課題

 今日は予算委員会分科会。私は岸田外相に、日ロ領土交渉と共同経済活動、根室市など隣接地域への支援を問いました。

 2月3日に予算委員会で、安倍首相に質問した「続編」です。

 ちょうど先日、ロシア・ラブロフ外相との会談をしたばかりだったので、領土問題と合わせて、ウクライナ問題で経済制裁中のもと共同経済活動を進める立場かと、基本姿勢を問いました。

 岸田外相からは、力による現状変更は認めないという日本政府の原則は堅持している旨の答弁。

 私からは加えて総理の掲げる「新しいアプローチ」の正体不明さや、領土交渉に進展するのかと問いました。

 前回もそうでしたが、「何度も激しい議論をしてきたが、相手も日本も自国の原則で話し合うなかで進んでこなかった」と述べるので、私からは戦後処理の不公正をたださなかった立場の吐露であったことを指摘し、あらためて原則にたった話し合いの必要性を主張しました。

 共同経済活動は、ロシア側も主権を主張するなかで、具体的な制度はこれからの協議となっています。

 しかし漁業分野では安全操業の仕組みなど、すでに共同活動の経験があります。

 日本側の主権を害さない形で、例えば水産の共同資源調査での可能性や課題は何かも聞きましたが、現場では水揚げや地元経済の振興に一歩でも近づけばと願っているだけに現状はしっかり把握しておきたい。

 地域経済が疲弊している現状では、返還運動の後継者不足や負担が過度に増えるだけに、北方基金の見直しが必要であることを提起しました。


 国80億・道20億で積んだ基金ですが、低利率のもと、運用益は最高時の4分の1にまで減っています。

 そもそも領土が帰ってこないゆえの産業的損失をふまえて設けられたのですが、これでは隣接地域1市4町に分けたら微々たる支援にしかなりません。

 岸田外相からは現制度の変更まではならないまでも、一連の質問を聞いて現場に根差した形での支援を考える旨の答弁がありました。

 領土問題は現地の問題だけでなく、全国的にも、何より国家の主権の課題として多くの方に関心を持ってもらいたい。

 尖閣諸島も当然大事ですが、北の領土問題は、さらに現実的に身近な問題なのです。

 引き続き質問の機会を見つけて、領土問題の前進になるよう私も力を尽くしたい。

 質問後には、介護保険制度の見直しに関して北海道からの要請も。

 「人手不足が深刻で、事務職でも(資格を持っている人は)現場に出ています」

 「ケアプランをつくっていて、負担の重さからサービスを断る方がいると胸が痛む」

 介護現場の深刻さも、急いで解決しなければ!

 【今日の句】 一歩ずつ 故郷までの 積み重ね

2017年2月21日火曜日

現場の声の反映を

 連日の予算委員会。今日は中央公聴会、明日は分科会(第3)で日ロ交渉問題を質します(9:30~10:00、ネット中継)!

 分科会というのは、省庁を第8までグループ分けして審議をする形式です。

 私が問う第3分科会は、財務・外務・法務グループです。

 予算委員会は、少数会派は委員の割り当てがありませんし、野党に時間を多く配分する分、与党の質問時間が少ないのです。

 分科会は1枠30分が保障され、多くの議員が質問にも立てます。

 こういう機会があって、予算や政府に対する基本的質疑を深めることができます。

 2月3日に予算委員会で質問した日ロ領土問題の続きを、明日おこないます。

 領土交渉そのものはもちろんですが、どのように四島での共同経済活動を進めるのか、それ以前に根室市などの深刻な経済の現状をどうするのか、などがテーマです。

 衆議院インターネット中継では第1~第8まで並んでますので、「第3」でご覧ください!

 今日の予算委員会は中央公聴会で、写真は公述人で来られた全労連・小田川義和議長からの公述を聞いているところ。

 四人の公述人から1人20分ずつの公述を聞き、各党から15分ずつ質問することができます。

 私が中心的に聞いたテーマは「働き方改革」。

 長時間労働の規制、裁量労働制の問題点、インターバル規制の意義などを聞き、働く現場の深刻さが浮き彫りになったと思います。

 地方公聴会も含めて、このように国民各層や識者から意見を聞く機会を多く持てたほうが審議も深まるというもの。

 「審議を深める」という意味を、あらためて考えさせられた1日でもありました。

 【今日の句】 質問の 準備で連夜 目をこすり

2017年2月20日月曜日

米国追随の危険性

 今日は予算委員会。南スーダン「日報」問題を皮切りに、日米経済問題を問うて濃厚な中身の57分!

 予算委員会の審議は「一般質疑」「集中質疑」「分科会」などで、多面的に審議を深めます。

 「集中」はテーマを決めて総理も入りテレビ中継もあり、「分科会」は朝から夕方まで各党の議員がびっしり交代で各大臣を相手に質疑をおこないます。

 テーマにとらわれない「一般」が、総理は出席しませんが、予算案の審議なので財務大臣+要求大臣に対して問うことになります。

 南スーダン「日報」問題については、急きょ昼休みも使って集団検討し、冒頭に入れたもの。

 統合幕僚監部にPKO第1次隊からの「日報」があったと判明し、民進党・後藤祐一議員が稲田防衛相は統幕に対する捜索はしていないことを明らかに。

 私の方は、統幕が「日報」を入手するには陸上自衛隊のシステムからダウンロードしなければいけないわけで、その記録の有無を稲田防衛相に問いました。

 これまで「日報」の破棄が問題とされ、その削除ログは残るシステムではないと答弁してきましたが、ダウンロードした記録は技術上どうなのか。

 それがあれば、統幕で入手した期日や機関が明らかにできます。

 稲田防衛相は「確認し、お答えしたい」と答弁しましたので、それを確認して事実解明を進めたい。

 だって「日報」には現地の情勢が記録されていて、部隊の撤退などを国会で議論するにしても重要資料になるわけですから、あっさり「ありません」という答弁を鵜呑みにしてはならないのです。

 日米経済問題は、とにかく平行線になるのは承知のうえで「米国の利益が日本の利益」というような対米追随の姿勢を転換すべきと主張しました。

 その1つは、米国の武器や戦闘機の輸入。

 米国は軍需産業が主要産業ですが、総理は参院本会議で、これらの購入が「結果として米国の経済や雇用にも貢献する」と、米国の軍需産業に肩入れするような答弁をしています。

 日本には「有償軍事援助(FMS)」をいう、米国政府から調達する仕組みがあります。

 安倍政権になってから急増し、装備品の輸入のうち約75%を占めるほどとなりました。

 しかも、価格や納期、契約解除の決定権に至るまで米国が握る事実上の随意契約です。

 買った代物が、F35A戦闘機、イージス装置、オスプレイ!

 こんなやり方で、米国の経済や雇用に貢献する「死の商人」と蜜月になるような国にしていいのか!と。

 麻生財務相は、日本の安全保障上の問題であるかのように答弁しましたが現状は否定せず、いっそうの危険性が浮き彫りになりました。

 もう1つは、TPP協議と並行して進めた2国間協議における交換書簡(サイドレター)。

 TPPは発効しなくても、このサイドレターで合意したことは「生きている」のです。

 例えば、日本郵政でアフラック社が保険商品を置けるようにして、しかも今後も米側が点検をしていくという屈辱的な内容しかり。

 さらに、食の安全にかかわりアルミ添加物の承認要求が出されていて、厚労省が使用量をパン業界などに出しているものが変えられるのか、という不安しかり。

 岸田外務相は、どの問題も最後は「実施するかどうかは、我が国の自主的な判断」と述べて、サイドレターで合意している事実は隠しようがありませんでした。

 つまりサイドレターは、米国からすれば要求実現の「約束手形」なのです。

 麻生財務相に、今後の対話で、この中身が要求されるではないかと質すと「今後のこと」と。

 かわす答弁になるだろうとは予想していましたが、農業分野も含めて、米国から要求が強められる水準からのスタートになることは間違いない。

 だからTPPを可決したことは誤りであり、安倍首相が「今後の通商政策のスタンダード」と言い続けることは撤回すべき!

 明日は中央公聴会で、引き続き私が質問します。

 【今日の句】 メイドイン USAが 覆う国

2017年2月19日日曜日

氷点下にも負けない

 今日は札幌で「総がかり行動」。上京して質問準備。明日の予算委員会で15:22~16:19(ネット中継)に質問に立ちます!

 質問の中心点は日米経済対話で、①FMS調達における兵器輸入、②TPP協議との並行した協議とサイドレター、です。

 すでに金曜日のうちに通告済みですが、最後の練り上げに今日も議員会館に来て、この後も‥‥。

 いっしょに作業する秘書や事務局の存在が、本当にありがたいし力強い。

 さて今日の「総がかり行動」は、まだまだ氷点下で寒い!なかでの集会でしたが、約600名の参加者の心は熱い。

 この間は南スーダンPKO部隊にかかわり「日報」問題が浮上し、さらに稲田防衛相の発言が怒りに火を注いでいて、最後のコールにも稲田防衛相の辞任を求めるものも入っていました。

 もちろん野党4党でも共通して求めていますし、同時にここで終わらせず、安保関連法=戦争法を廃止しなければいけない。

 政党あいさつで、共産党からは私が、民進党からは池田まきさんが連帯と決意を述べました。

 私からは、以前にブログでも書いた平和子さんの言葉も紹介しながら、心ひとつにがんばろうとあいさつ。

 まずは一刻も早く、自衛隊を撤退させなければいけません。

 粘り強い運動を、さらに強くしたいし、さらに広げたい。

 そのために国会でも安倍政権のひどさを暴くし、共同の力も強くしないと!

 【今日の句】 集まれば 体も心も あったかい