2017年4月14日金曜日

食は命を支えるもの

 今日は経産委員会から本会議、法案審査、農業政策検討会‥‥急いで羽田空港へ行ったら、すでに店も閉まって弁当も買えず‥‥。

 この文章は機内で書いています(機内Wi-Fi使用)。

 明後日は岐阜県で食健連総会で講演、来週は経産委員会で外為法改正案の審議も入ったため、準備のための文書の類も紙袋に詰め込んできて重いのなんの。

 なるべく昼は弁当をつくって栄養や時間帯にも気をつけているのですが、夜は今日みたいな日もあって乱れ気味になるんですよね。

 農業政策の検討会で、やっぱり食は命を支えるものだ!と痛感した、その後に‥‥。

 世界の飢餓人口は7億人?との話もあり、安定的な食料増産が国際的課題になるなかで、安倍政権は「攻めの農業」と称して、食の安定供給より海外輸出や高付加価値化に熱心です。

 種子法廃止法案が典型ですが、民間企業の利益のために農業での規制緩和やさらなる市場化を進める道は、絶対に変えなければならない。

 昨年の台風による被害で、北海道のジャガイモを原料としていたポテトチップスが生産できない状況となっています。

 自然を相手にする第一次産業なのだから、市場任せではなく国が責任を負うべきなんですよ。

 空腹が安倍農政への怒りを増幅させているようで(?)‥‥食を守れ!

 【今日の句】 こんな日は 飴の1つも 持ってりゃと

2017年4月13日木曜日

与党は真相解明を拒むのか

 厚労委員会での採決強行は自民理事から謝罪あり、明日に補充質疑と法案修正案の採決へ。よっぽど森友問題を避けたいのかと!

 厚労委員会の経過は昨日に書いたとおりですが、総理が森友問題で追及されることを嫌がっているのは間違いない。

 野党は、引き続き昭恵夫人などの証人喚問を求めていますが、まったく与党は応じようとしません。

 国民の疑問が大きく、政治的にも重要な問題を質問することは当然ですし、「法案以外の質問をした」ことを理由に法案採決だなんて聞いたことがない。

 しっかり審議の場を、与党でも応じればいいではないですか。

 これを前例に、各委員会で強行採決などやるようなら、到底許されない。

 すべての委員会が止まった合間に、連続して法案レクを組み、山のような資料を読み込んで‥‥とはいえ夜までかかって終わらずに‥‥。

 【今日の句】 データない 財務省など ありえない 

2017年4月12日水曜日

そんな採決あるか

 経産委員会に出ている間に、厚労委員会では質疑打ち切り・採決強行! 想定外の事態で、明日からの国会審議が不透明になってきました。

 厚労委員会は、介護保険法改正案の審議がされていました。

 午前中は、①総理入り質疑、②法案の一般質疑で、理事会でも採決の話などなく、審議を進める予定の日でした。

 総理入り質疑の際に、民進議員が森友問題について何度も質問。

 これに対して自民理事から「法案審議もしないでおかしい。信頼関係が崩れた」との理由で、一般質疑の後に質疑の打ち切り動議が出されて、そのまま採決へ。

 もちろん野党は納得するわけもなく、抗議のさなかに採決がされた、というのが流れです。

 採決は、審議を通じて一定の論点も出されたうえで賛否を問うもの。

 それなのに「信頼関係が崩れた」(この持ち出す理由も、よくわからない)という、こんなやり方で採決まで持ち込むのは、あまりにひどい。

 介護保険法改正案というのは、実態は改悪そのもので、▼保険料3割負担の導入、▼市町村の目標の達成を評価した交付金支給、▼「我が事・丸ごと」地域共生社会づくりとして公的責任の後退、▼「共生型サービス」のもとで障害者の介護保険優先への懸念--などが問題点。

 与党は、じゅうぶん国民の不安にこたえた質疑ができたと言えるのでしょうか。

 波及したことで、明日の震災復興特別委員会(私も質問の予定でした)は開かれず。

 政府・与党の暴走を、国会内外の力で終わらせたい!

 【今日の句】 乱暴な 理屈でこの国 動かすな

2017年4月11日火曜日

誰に寄り添っているというのか

 震災復興特別委員会で、今村大臣に避難者への「自己責任」発言を問うたら「本意ではない」と繰り返し‥‥やっぱり反省していない!?

 今日は福島特措法改正案の審議で、民進・共産・維新の質問のみ。

 大臣の発言に対しては、民進・金子恵美議員、次に私、そして共産・高橋千鶴子議員とが追及。

 私は、北海道へ避難されている方の声を実際に紹介し、その受け止めを聞いたのですが‥‥

 答弁は先ほど紹介したように、みずからの発言は伝わり方が「本意ではない」と言いたいようで、ていねいに説明していきたい旨の発言を繰り返すのです。

 これは私だけでなく3人の議員にそろって、そのような答弁を繰り返し、私からは避難者の声を聞く機会を持つよう求めたのに対しては「復興庁として200回近く、実際にお会いしている」と、大臣みずからは、そのようなつもりもない!ことを吐露したのでは。

 それにしても、大臣が「ていねいに説明する」と答弁するたびに、その中身は大臣としての「真意」を説明したいがようですので、かえって不信を深めているのではないか。

 質問の中身というか、大臣の発言に傷つき怒っている避難者の声が理解されていかないことが悲しくも怒りたくもなりますが、何より最も悔しいのは当事者のみなさん。

 大臣の資質もそうですが、復興行政の根本から問われている!と痛感です。

 今日の本来の議題である法案も、帰還困難区域内に「拠点」を設けるがために国直轄で除染するのですが、その費用は「新しいステージにおける政策判断」だから国が負担して、東電には求めないこととしています。

 「新しい」を掲げることで、実際は東電を免責することになるのではないのか。

 これまで福島特措法の改正には、その経過からも賛成してきた日本共産党ですが、今回は反対せざるをえない内容と、討論でも表明しました。

 いったい、誰のための復興なのか。

 いったい、誰に寄り添っているというのか!

 【今日の句】 答弁を 聞くほど心 遠ざかり

2017年4月10日月曜日

そもそも復興行政の根本が‥‥

 明日は震災復興特別委員会。ウンウン悩みながら準備した私は9:40~10:10、高橋千鶴子議員が10:10~11:00です(ネット中継あり)。

 ちょうど「ひなん生活を守る会」などからの要請もいただき、北海道でも聞いた声をもとにして今村復興大臣を質します。

 合わせて、浪江町での偽装除染問題(しんぶん赤旗日曜版 3/19付で報道されています!)についても質問します。

 復興大臣の発言はひどいものですが、そもそも今の復興行政は「自己責任」が基本的考えにあるのではないのか。

 安倍首相自身が、福島原発事故の影響は「コントロールされている」と言い放ち、今も続く事故の影響を小さく見せているのではないのか。

 避難者の生活を保障するべく国の役割が、逆に避難者の生活を追い込んでいるのではないのか。

 復興特では久しぶりの質問なので、少し緊張しています。

 特に福島にかかわる質問は、自分自身の立場も鋭く問われるだけに、本当に緊張するのです。

 昼には、参議院に審議が移った主要農作物種子法廃止法案に対する反対集会がおこなわれ、私が情勢報告を兼ねてあいさつ(民進党から徳永エリ参議も駆けつけました)。

 種子の開発は10年単位であって、かかる費用を公的に負担することで、安価で種子を供給できてきたのでした。

 その根拠とされてきた種子法を廃止して、そのような公的責任が果たされるのか。

 結果として、民間開発が増していくことで費用回収のために価格が上がったり、遺伝子組み換え農産物の突破口になる恐れはないのか。

 重要法案が山積で、安倍政権を本当に終わらせないと!と思う毎日です。

 【今日の句】 悩みつつ選択 大臣知ってるか

2017年4月9日日曜日

気ばかり焦って困る

 今週も質問が連続の可能性あり、今日のうちに上京しましたが準備ははかどらず……2年が経っても質問前はドキドキです。

 まず火曜日は震災復興特で30分。

 今村復興大臣には、やはり先日の「自己責任」発言を質したい。

 避難しても、福島に戻っても、悩みに悩んだうえの決断をしてるのに。

 今村大臣のみならず、国の姿勢そのものではないのかを問いたい。

 農水委員会があるか、再度の震災復興特はどうするか……気ばかり焦って困ります。

 昨日は真冬ほどの寒さだった札幌に比べて、東京の温かさったら!

 【今日の句】 どうしよう 悩み続けて はや2年