2017年5月20日土曜日

中身がわかれば

 岩渕友参議院議員と「必ず『共謀罪』法案を廃案に!」と、札幌駅前で宣伝を始めた途端に「安倍首相を早く辞めさせて」との声が‥‥!

 「ずいぶんビラも受け取ってくれました」とは、道委員会の職員から。

 共謀罪の中身はわからぬまま、採決を強行した安倍政権に「おかしい」との思いが広がっているようです。

 私からは「今から24時間前、私は法務委員会の現場にいました」と切り出して、自民・公明・維新の採決強行を厳しく批判しました。

 国民的理解が深まるどころか、疑問ばかりが膨らんだのが、法務委員会での審議の結論だったのではないでしょうか。

 私からは、あらためて「共謀罪」法案が憲法に反する理由、広く国民を監視する恐れなどを述べました。

 中身がわからない人が多いだけに、この問題はていねいに訴えることに気をつけています。

 それがビラの受け取り人が増えることにつながっているのなら、とても嬉しいこと。

 初夏を思わせる暑さでしたが、明日も元気に訴えます!

 【今日の句】 腰据えて 世論で包囲し 退陣へ

2017年5月19日金曜日

腹が立って仕方ない

 あれで採決と言えるのか。私も委員会室にいましたが、委員長席から何も聞こえないなか起立をくり返す自民・公明・維新の姿に怒!

 ご存じのとおり「共謀罪」法案は、衆院法務委員会で採決が強行されました。

 内心にまで限りなく踏み込んで罰する、違憲立法の「共謀罪」法案。

 あらためて今日も金田法相の答弁を聞きましたが、のらりくらりで、聞いていないことにも答え、とても誠実な姿勢とは言えない!

 日本共産党は藤野保史議員が、今もおこなわれている警察の監視の実態を暴露したうえ、一般人まで監視が及ぶことは必至と強調。

 その後の維新の議員が「30時間も議論した。もういいでしょう」と発言したのを皮切りに、委員会室も騒然となり、その後の強行劇。

 安保法制やTPPなど何度も目にした光景ですが、やっぱり今回も腹が立って腹が立って仕方がない。

 まだ本会議までの時間もありますが、やっぱり安倍政権を早く終わらせないと!

 「共謀罪」法案の危険性を、もっと多くの方に広げないと!

 【今日の句】 何よりも 安倍政権が 危険すぎ

2017年5月18日木曜日

怒りの声が国会を包囲

 農水委員会で質問、本会議では金田法相不信任決議、デモの激励、農水の法案にかかわる要請‥‥加計学園に共謀罪もあり、国会は緊迫状態!

 金田法相の不信任決議に対して、自民党からは法相擁護の討論がありましたが、どこまで本気なのでしょうか。

 答弁事態が矛盾したり一変したり、法相としての資質が問われる事態が続いてきました。

自民・公明・維新の反対により否決されて、明日の法務委員会での採決が狙われています。

 世論調査でも「どちらとも言えない」などの回答が増えているのに、採決できるはずないではないのか。

 加計学園の問題も、今日の農水委員会で民進・宮崎議員が取り上げましたが、萩生田官房副長官・義家文科副大臣など、あいまいな答弁に終始していました。

 何より安倍総理に聞かなければいけないわけで、総理出席の予算委員会の開催を!と、国会では主張しています。

 私の質問は、畜安法改正案に対するものですが、前提として質問したTPPについて、11ヵ国によるTPPは「新たな枠組み」として考えられていることが明らかになりました。

そうであるなら、また国会でイチから議論が必要になるではないか。

 いったい昨年の議論は何だったのかと思いましたが、TPPは原則関税撤廃だけでなく非関税障壁の撤廃やISDS条項などの重大問題があり、米国が抜けたからといって容認できる中身ではありません。

 今日も国会周辺では終日、集会やアピールがくり広げられました。

 「安倍首相は、ただちに辞任!」

 このアピール、しっかり受け止めてがんばります!

 【今日の句】 このブログ おかげで今回 2000回

2017年5月17日水曜日

真相解明に背を向けるな

 野党4党で法務大臣不信任決議案を提出し、明日の本会議にかかります。共謀罪のかたや、加計学園にかかわる「総理の意向」文書の存在も!

 すでに報道されているとおりですが、これは文科省にあった文書のようです。

 内閣府から「総理のご意向と聞いている」「官邸の最高レベルが言っている」などと書かれているのは、加計学園が国家戦略特区制度を活用して、今治市に獣医学部を新設する計画のことを指します。

 加計学園の理事長は、安倍首相みずから友人と述べている方で、以前の答弁では「私の相談や圧力が働いたということは一切ない」と述べてもいました。

 森友学園問題は昭恵夫人の関与が疑われていますが、今回の問題は、まさに総理の意向が疑われることになります。

 この真相解明にも、安倍首相は背を向けるのか!

 説明責任を果たさないのは金田法相も同じで、不信任決議案では「国会審議に対する極めて無責任な姿勢」「法務行政に関する著しい無知・無理解」ことをあげています。

 大臣の資質も問題ですが、そもそも「共謀罪」法案が、いかようにも解釈可能となっていることも問題なのではないか。

 そう考えれば、ますます法案の危険性は明白!

 法務委員会が止まってはいますが、他の委員会は審議をおこない、私は農林水産委員会と経産委員会を掛け持ち。

経産委員会では、信用保険法の改正案についての参考人質疑があり、セーフティーネット保証5号の保証割合の引き下げなどについて質問。

 全国中小企業団体中央会から「やむを得ないがマイナス」という意見もあり、実際の中小企業からは、さらに大きな不安の声もあることでしょう。

 明日は農水委員会で、畜安法改正案の質疑に立ちます。

 【今日の句】 森友も 加計も総理は 隠すのか

2017年5月16日火曜日

答えていないじゃないか

 夕方に日比谷野音での大集会に私も参加、会場は明日の法務委員会での「共謀罪」法案採決は許さずの熱気!

 野党4党に参院会派「沖縄の風」から多くの議員が参加し、日本共産党からは代表して山下芳生副委員長が、あらためて「共謀罪」の問題点を明らかにし、答弁がボロボロのなかで必ず廃案に!と呼びかけました(写真ではわかりませんが、私も壇上にいます)。

明日の法務委員会ですが、与党から質疑4時間+総理入り質疑1時間との提案があり、どう考えても「質疑終局・採決」を前提にしたもの。

 理事会では、採決を前提にした質疑なのか野党から問うたのに対し、自民党からは「答えられない」と述べたとのこと。

 野党から採決など認められないとの主張に、結局は委員長職権!で明日の委員会が開かれます。

 自公維による修正案も、内心の自由を罰する本質は変わらず。

 世論調査を見ても、国民合意もされず、説明責任が果たされたと言えるのでしょうか。

 どれだけの方が、金田法相の答弁に納得できたのでしょうか。

 明日は終日、法務委員会を中心に緊迫した状況に。

 私は農水委員会・経産委員会と渡る日ですが、心ひとつに審議に臨んでいきたい。

 全国でも「共謀罪」許さない!の声を大きくしてください!

 【今日の句】 強行は 政府・与党の お家芸?

2017年5月15日月曜日

まったく納得していない

 週内に「共謀罪」法案を可決か--法務委員会で決まっているのは明日の参考人質疑まで。
明日の理事会での、与党側の出方を注視です。

 そもそも30時間の審議を目安にしているとは、与党の都合によるもの。

 審議すればするほど答弁のボロが出るし、きょうのNHKニュース世論調査によれば賛否はほぼ同数で、最も多いのが「よくわからない」でした。

 国民の理解もないなかで採決強行となるのは、やっぱり許されない。

 今日も座り込み行動などが続き、明日は夕方18:30に日比谷野外音楽堂で大集会も予定されています。

 全国各地で「共謀罪法案を可決するな」「徹底審議をおこなえ」「国民は納得していない」などの声をあげてほしい。

 私たちも国会内外で連帯してがんばります!

 【今日の句】 法相の説明 納得できました?

2017年5月14日日曜日

どこでも話は止まらぬほどに

 今日は札幌市手稲区で佐々木明美4区予定候補と、後援会の花見や地域演説会など3ヵ所で渡り歩き‥‥さ、寒かった!のです。

 すでに25℃超の東京にくらべ、昨日も今日も冷たい風がビュンビュン吹いた札幌でしたが、後援会・支持者のみなさんは「安倍政権を終わらせたい」との思いが熱い!


 佐々木予定候補も、近所の方から「チラシで見たわよ」と声をかけられた途端に安倍政権のひどさが出るわ出るわ、だったとのこと。

 持ち寄った手料理を私も遠慮なくパクパクいただきながら、集まったみなさんから話を聞くと、「質問をニヤニヤしながら聞く態度がひどい」「憲法違反を何とも思っていないのか」と、やっぱり次から次へと話が止まりません。

 今日も朝から北朝鮮がミサイルを発射し、これ自体は当然容認できないものですが、軍事の応酬に傾斜していくのではなく、外交努力の強化こそ必要と私からも訴えました。

 米国にしても、北朝鮮に対して「政権転覆をしない」「体制転換をしない」「38度線を越えない」「半島統一を急がない」などのメッセージを出しているなど、対話による努力を強化もしています。

 両首脳が、条件付きでありながら、会談にも否定的でないことも重要だと思います。

 いったん軍事衝突が起きれば後戻りできない恐れもあるわけで、どの国も重視すべきは外交努力であるはずです。

 「共謀罪」法案の問題点や、森友学園問題の到達点など、ていねいにお伝えしなければいけないことだらけで、それだけに聞いてくださる方々の顔は真剣でした。

 「ずいぶんと貫禄ついたね」と声もかけていただきましたが、まだまだやるべき課題だらけです。

 せっかく回復した北海道の党衆院議席を、今度はさらに増やして、本格的に政治を変える道を開きたい。

 小選挙区では、市民と野党の共闘を本当に成功させて、与党と応援勢力を少数にしていきたい。

 いつ総選挙なのかと待つ姿勢ではなく、国会内外で攻勢的にがんばらなければと、あらためて思った1日でもありました。

 【今日の句】 北風に 負けぬ太陽 なりたいね