2017年6月3日土曜日

要注目!

 拡散希望! 月曜日は衆議院で宮本徹議員が加計学園(11:17~11:39)、参議院は仁比聡平議員が共謀罪(15:25~15:50)で質問(ともにNHK中継)。

 どちらも現国会での重要問題ですので、ぜひご覧ください!

 加計学園問題では、内閣参与からの要請や、文科省内の新たな文書など、重大な疑惑が明らかになってきました。

 もう知らぬ存ぜぬでは通らない!

 安倍首相はラジオ番組で「なぜ前川氏はその時に反対しなかったのか」との主旨を述べたそうですが、総理の意向が働いていたことを自ら認めたことになる発言ではないのか。

 問われているのは、首相による政治の私物化です。

 首相自身に説明責任があるし、違うというなら前川氏など関係者の証人喚問に応じても問題はないでしょう。

 北海道新聞によれば、安倍内閣の支持率は41%と、4月の前回調査から12ポイント下落したとか。

 安倍首相が逃げる姿を、国民はよく見ている。

 共謀罪廃案も合わせて、月曜日の国会は要注目です。

 ぜひ多くの方に見てほしい!

 【今日の句】 ごまかすな 顔でわかるぞ みなわかる

2017年6月2日金曜日

継続の力が生きるように

 道庁前の反原発抗議行動に、今日は間に合った! 声を上げ続けて250回目、私も先日の経産委員会での質問を紹介して「再稼働反対」!

 本当は250回も続けたくない、と参加している誰もが思っている。

 しかし、ここで声をあげないと同じ過ちをしてしまう。

 ずーっと続けてきたスタッフのみなさんには、本当に頭が下がる思いです。

 人数は減ってきたけれど、このような「場」があることが、再稼働を止める力になってきたことも事実だと私は心から思うのです。

 泊原発の現状はどうか。

 3月の規制委員会で、北海道電力は①活断層の指摘、②液状化の問題、が宿題として突きつけられました。

 活断層の存在は、規制委員会が新しいデータを持ち出したのではなく、北海道電力のデータを整理した結論として提起されたもの。

 これに気付いていなかったのなら電力事業者としての前提に疑問符がつきますし、気づいていたのに知らんぷりしていたのなら重大問題です。

 いずれにしても再稼働申請は却下相当!というのが、この間の私の質問。

 あらためて秘書に調べてもらったら、震災後に経済産業委員会で泊原発の質問があったのは、2011年に与党議員が事実確認をしていたぐらいのようです。

 私の主観ではなく、規制委員会での審査の事実をもって泊原発の再稼働には疑問符がつく状況だと、委員会で取り上げた事実は大きいと自分ながら痛感しました。

 事実の指摘にも民主主義にも背くような安倍政権ですが、議員のもつ質問権をフルに活用することは必ず生きた力となる。

 論戦と世論とが結びつき、圧倒的に「政府の方がおかしい」状況になることこそ、安倍政権をかえる確実な道です。

 さらに私も力を尽くしたい。

 今日 権力は 団結恐れる 弱きもの

2017年5月31日水曜日

やっぱり基本は現場の実態

 泊原発の再稼働審査は却下相当だ(経産委員会)、道南漁業の不漁対策(農水委員会)など、今日は北海道にかかわる課題を問いました。

 まず泊原発。

 3月の規制委員会で、北海道電力は「宿題」を突き付けられています。

 1つは、20数km離れた海溝で活断層の存在が疑われること。

 もう1つは、敷地の3~4割と思える部分が埋立地で、液状化の恐れがあること。

 活断層の存在は、泊原発の地域が「ゆっくり盛り上がったのか」それとも「地震で盛り上がったのか」に関わる重大問題なのです。

 実はこの活断層、北海道電力のデータを規制委員会が整理して指摘したもの。

 自分たちのデータなのに、指摘された北海道電力は「寝耳に水」とコメントするありさまでした。

 本当に知らなかったのか、知ってて触れなかったのか、真実はわかりません。

 しかし、どちらにしても、これで再稼働申請に責任を負った姿勢と言えるのでしょうか。

液状化の問題も、規制委員会が阪神大震災の例を出して、その対策を「宿題」としています。

 地図を見ると、埋立地は取水設備があるところですので、冷却水を確保できない恐れが出てきます。

 そのために給水車を確保したと言うかもしれませんが、他の重要施設も乗っているだけに懸念はぬぐえません。

 そもそも再稼働自体に反対の日本共産党ですが、それ以前の問題として「体をなしていない」状況では審査は却下相当!と主張。

 規制委員長は、北海道電力の出す文書を待つ姿勢を示しましたが、規制委員会の仕事上そのような仕組みとは言え、根本的なところから問うべきと、あらためて指摘しました。

 農水委員会では、道南地方のスルメイカ不漁と噴火湾の養殖ホタテ斃(へい)死問題を取り上げました。

 実はスルメイカと養殖ホタテは地域問題ではなく、規制改革推進会議のなかで水産長官が「悩み」として上げている問題でもあるのです。

 なにしろスルメイカは日本の食卓に馴染みの水産物ですし、ホタテは真珠と並んで水産物輸出の稼ぎ頭だからです。

当面の対策とともに、長い期間の調査をもとに対策が打たれる水産行政なので、研究体制の充実も重ねて訴えました。

 さらに、規制改革推進会議が狙っている「漁業権の開放」についても質疑。

 漁業権を既得権益のようにとらえる議論がありますが、漁業権は単なる魚を獲る権利(漁獲権)とは違うのです。

 海域環境の保護や、水産資源の管理、何より漁業法にもとづく民主的な漁村づくりと結びついてこそ漁業権なのです。

 競争力強化や所得向上を旗印に、競争的な環境へ向けて漁業権を開放すれば、重大な問題となります。

 今日はクギを刺す程度の質問でしたが、具体的な動きには中身を深めて質問する、とまとめました。

 法案質疑が続くと、なかなか地元に密着した課題を取り上げられないので、質問後は少し自分でもスッキリしました。

 それでも、まだまだ多くの課題が山積。

 会期も短くなってきましたが、質問以外の手段も使って、北海道の声も届けていきたいと思っています。

 【今日の句】 質問は 総合力だと 再確認

2017年5月30日火曜日

あまりに傲慢

 明日はダブル! 経産委員会で泊原発(10:30~11:10)、農水委員会でスルメイカ不漁・養殖ホタテ斃死(15:40~16:05)と北海道の課題を取り上げます。

 ネット中継がありますので、ご覧くださいね。

 たまたま一般質疑で取り上げるタイミングが重なったこともありますが、泊原発もホタテ問題も議員になる前から取り組んできた課題だけに、蓄えてきたものを訴えたい。

 泊原発で言えば、規制委員会での審査が長引いていることもふまえて、泊原発の問題点をズバリ追及します。

 ホタテ斃死では、忙しいなか秘書が調査にも行ってくれた中身を、しっかり反映します。

 さて、参議院法務委員会で「共謀罪」法案が審議入り。

 総理入りと法案質疑とで、日本共産党からは仁比聡平・山添拓の両議員が質問に立ちました。

 国連人権理事会の特別報告者ケナタッチ氏の書簡に対して、政府は抗議の意を示すのみ。

 それに対して仁比議員から、政府は「特別報告者との有意義かつ建設的な対話の実現」へ協力すると述べていたではないか、「国際社会に通用しない」と指摘。

 安倍首相は答弁に立たず、答弁した外務省は、ケナタッチ氏の書簡は「一方的に発表された」「著しくバランスを欠く不適切なもの」と従来の見解を繰り返すのみ。

 安倍政権というか、首相自身の意向とも思うのですが、自分に不都合なことは隠ぺいしたり切り捨てる傲慢な姿勢がひどすぎる。

 多くの方に、安倍政権のひどさを知ってほしい!のです。

 【今日の句】 地に足を つけた立場を 貫きたい

2017年5月29日月曜日

たとえ強弁しても

 今日は全国農業委員会会長大会を前後して、北海道選出議員や政党への要請応対。昼は「共謀罪」法案廃案へ、議員会館前での集会で情勢報告!

 毎年この時期におこなう農業委員会会長大会ですが、今年は農業競争力強化プログラムを受けて農水委員会での法案質疑も続いているだけに、私を含めて野党からは安倍農政の問題点を伝える場ともなりました。

 写真にある北海道選出議員への要請は、与党と野党とで分けておこなわれ、私からは①TPPや日EU・EPA交渉に見られる安倍政権の秘密体質(もちろん森友学園・加計学園問題でも!)、②農業の成長産業化の名のもとに、企業参入を進める動き、③同様に農地についても、優良農地が転用されていく恐れ--を、国会質疑の様子も含めて報告。

誰のための農業か、根本が問われているのではないか。

 農政の原点を、引き続き質していきたいと決意も述べました。

 さて「共謀罪」法案ですが、今日の本会議から参議院での質疑も始まりました。

 日本共産党からは仁比聡平議員が質問に立ちましたが、中身は変わらぬ強弁ばかりでしたが、予想されていた答弁時間より長かったというのが特徴。

 これは、政府なりに理論武装して答弁するため長くなるのであって、衆議院での論戦で追い込まれて、参議院でスタートしているということを意味します。

 だから今後の論戦次第で、廃案に十分できる。

 憲法違反という本質が変わっていない限り、国民の利益には根本的に反するからです。

 昨年のTPP特別委員会では、突然に政府・与党から暴言が飛び出したり、答弁不能な状況があったり、政治の世界では何が起きるかわかりません。

ましてや森友・加計の両学園問題は、何も決着がついていないし、総理みずから責任問題まで言及していただけに追及もしていかなければいけません。

 明日の参議院法務委員会では、総理入り質疑に仁比議員、法案質疑には山添拓議員が質問に立ちます(ネット中継あり、ぜひご覧ください!)。

 【今日の句】 隠すまま 逃げる総理を 追い詰める

2017年5月28日日曜日

どの子も幸せに

 我が家も含めて、札幌市内で小学生を持つ親はヤキモキした土日‥‥天気に振り回された運動会! 私は知的障害児・者家族連合会などへ‥‥。

 昨日は雨で全市的に運動会が延期になり、今日は朝の時点で曇りだったため開会した学校もありました(娘の通う学校もそうでした)。

 さて開始!‥‥の後に雨が強く降り出し、中断・中止となって続きは火曜日に。

 宮城から両親が「孫(小6)の最後の運動会だから」と来札していて、何とも中途半端な結果になりましたが、学校も判断は大変だったことでしょうね。

 かくいう私は、今日だろうが火曜だろうが見ることもできず、朝に「がんばってね」と娘に声をかけるのみでした。

 残念ではありますが、何より子どもたちにとってベストの状況で運動会が行われることが一番。

 そんなこんなでしたが、昨日は党として発表した地域鉄道路線政策の党内学習会、今日は知的障害児・者家族連合会の全道研修会や北商連総会でのあいさつなどに駆け回りました。

 とりわけ緊張したのは知的障害児・者家族連合会の研修会でした。

 掲げられた論点に「終の棲家」との文字が。

 寿命が全体的に伸びているなか、知的障害を持たれている当事者と家族にとっても「終の棲家」が大きな問題になっています。

 「誰が責任を負ってくれるのでしょうか」

 出された声の重さに、胸が痛みました。

 障害の有無にとらわれず、日本国憲法は基本的人権の尊重を掲げています。

 どの子にも、どの人にも、安心の社会を。

 本当に課題の多さを痛感する毎日です。

 【今日の句】 青空が こんなに恋しい 日もなくて