2017年8月26日土曜日

支えに感謝

 今日は小選挙区2区で宣伝デー! 金倉まさとし予定候補と東区・北区とまわると、多くの方が応援に駆けつけてくださいました。

 このように支えていただいていることに本当に感謝です。


 足を止めて聞いてくださる方の姿もありました。

 私からは、今朝の発射も含めた北朝鮮に対する抗議と米朝間の対話の促進、それに逆行する安倍政権の姿勢について触れました。

 韓国や欧州の首脳が外交努力の重要性を述べて、米国も対話のハードルを下げる動きが中枢にあるにもかかわらず、変わらず軍事対応を強調する安倍政権。

 これで憲法9条まで変えられたら、日本の軍事大国化が決定的な流れになるのではないでしょうか。

 戦地に行くのは、決まって若い世代です。

 今日の夜は、娘の誕生日(昨日ですが)を祝いました。

 次の世代への贈り物なら平和憲法だと、あらためて心から思いました。

 明日は札幌南区など、3つのおまつりを駆け回ります!

 【今日の句】 幾度とも いただく力 ありがたく

2017年8月25日金曜日

首相はロシアに何を語る

 雇用促進住宅についてのレク、北方領土返還要求北海道・東北国民大会に参加などの1日に。けっこう(私には)暑い札幌です。

 返還要求大会は元島民はじめ、各党・各団体、政府からの参加もあり、元島民、後継者などからの発言もあります。

 「命を懸けてでも声をあげる」と述べたのは、元島民の板倉稔さん。

 色丹島で生まれ育ち、昆布やカニ漁をていた親のもとで、自分も大人になったら漁師になって「御殿を建てる」夢をもっていた--しかし、それを打ち破ったのが8月28日にやってきた旧ソ連の軍隊。

 嵐の夜に脱出して、弟子屈町に住む親せきを頼りましたが、戦後すぐの状況で余裕はまったくなく「どん底の生活」を過ごされたと話しました。

 「早期一括返還を強く願う」として、先の「命を懸けてでも」の言葉が続きました。

 何より「元島民の問題であるし、日本の国の問題」とも訴えられました。

 領土は日本の国の主権にかかわることで、その正当性の主張がぶれては交渉とはなりません。

 その危うさが安倍政権にはあるわけで、今日のキャラバン隊からの「決意表明」のなかでも、昨年12月の首脳会談には「大変残念な思い」とも触れられていました。

 私も予算委員会で問うた時に、安倍首相は「お互いに正義を振りかざしても領土は1ミリも動いてこなかった」と述べましたが、しかし首相は日本としての正当性を本当に主張しているのか。

 この間もロシアから「特区指定」との動きもあり、共同経済活動が本当に領土返還に資するのかは疑問がわいています。

 答弁では「交渉の経過はつまびらかにできない」と避けましたが、どのような主張を安倍首相はしているのか。

 問いただしたいところですが、野党の臨時国会要求にはまったく応えないままだなんて!

 【今日の句】 晴れた日は 故郷の島 よく見えて

2017年8月24日木曜日

JR北海道問題調査②

 昨日に続く調査で、今日はJR北海道と道庁へ。JR北から「過去の経営のスタンスが間違っていた」と述べた中身は--。

 出された資料の、この一文をふまえてのことでしょう。

 「本来であれば、安全投資や修繕費を削減するのではなく、もっと早い段階で今回行っているような相談を開始すべきであった」

 今日もしきりに「安全は最優先」と述べたJR北ですが、それにはコストがかかり、経営の点から今回の判断に‥‥と結局は今回の判断に「ご理解を」となっていく。

 こういう姿勢が道民や沿線自治体から「結論先にありき」と受け止められているのではないのでしょうか。


 いわゆる「赤色3線区」は鉄路からの転換だが、「黄色8線区」は維持する方向で自治体と話し合いたい、ともJR北から述べられました。

 しかし、たぶんにその負担は担いきれず、まずJR北の経営情報や乗客人員などの開示を--とは多くの首長さんから聞いた声。

 その点には「できるものは開示する」姿勢と言いますが、あまりに温度差はないのか。

 国への支援については、これまでも国が「累次に支援をしてきた」と述べるもとで、支援を受ける考えはないとも。

 こうなっていくとJR北海道の経営としては袋小路で、聞いていくと廃線先にありきという結論だと道民や沿線自治体が受け止めるのも当然です。

 日本共産党の提言は国の責任を明確にしたものですが、公益的な役割を持つJR北が道民の足を維持する立場に立たなければ話にはなりません。

 笠井亮政策委員長から「JR北として、どのような役割を果たしたいのか」と聞いても、「道民の足を守るスタンス」と前置きしつつ、「鉄道は利用者が一定いないと金がかかる乗り物。税金で支えることがどうかは議論のあるところ」と述べたことには、国の姿勢を代弁してるのではないかとも思えました。

 国の姿勢を変えることとともに、JR北には、道民的な道理や批判と叱咤、激励や提案なども必要と実感しました。

 その後に道庁にもうかがい、山谷副知事はじめ関係部局から今後の方針も聞きましたが、道庁の今後については期待を込めて注視したい。

 国会活動もがんばりますが、道内で、沿線だけに限らず全道的規模での道民的議論や運動が重要だと思いました。

 党道委員会は、9月16日に鉄道政策懇談会を開きますが、この会もその一助になれば。

 夕方には総がかり実行委員会のオスプレイ訓練反対集会とデモ行進にも参加して、いっしょに声をあげました。

 こうやって地方にしわ寄せや矛盾を押し付ける安倍政権のやり方は、必ず道民的反発や審判がくだるはず。

 いやいや、審判をくだすため解散・総選挙を一刻も早く!

 【今日の句】 オスプレイ よりも鉄道 支援せよ

2017年8月23日水曜日

JR北海道問題調査①

 JR北海道の問題で、笠井亮政策委員長・紙智子参議と旭川市・上川町・深川市をまわって調査と懇談。やっぱり国の責任を問わねば!

 ご存知のようにJR北海道が、道内路線の半分が「維持困難」として沿線自治体に負担を求め、できなければ廃線ありきというやり方に、おかしいという声が広がってきています。

 JR北海道自身の問題も根深いのですが、国がこれまでの支援を盾にJR北海道に事実上の廃線を迫っているのでは、とも思います。

 各自治体で市長さん・町長さんが対応していただき、基本的に路線存続の立場でのご意見をうかがいました。

 旭川市では利用者調査もおこなって、JR北海道の示す資料が妥当なのか、もっとJR北海道は資料を出してほしいとの話も。

 上川町では、旭川市から上川町へ、上川町から旭川市へ通学している高校生が数十人いると聞き、これをバス転換などできないのではないか。

 深川市では、先日も市長さんが留萌本線の乗車したばかりで、JR北海道のやり方が拙速であり、やれることはまだあるのではとの話もうかがいました。

 間には留萌本線を利用してる住民の方から話も聞き、沼田町から通院している女性も「バスになれば金額が倍になる。年金生活者には耐えられない」という訴えもありました。

 すでに日本共産党としては提言「鉄道路線廃止に歯止めをかけ、住民の足と地方再生の基盤を守るために」を発表していますが、そもそも国鉄の分割・民営化までさかのぼる話も今日はあり、やはり国の責任は避けて通れない。

 今は「沿線自治体の意見を先にまとめて」と国は言いますが、国がなすべきことを先に示すべきではないか、とも。

 生活・物流・観光の、どの課題から見ても鉄路は必要だと痛感。

 これを国会や地方議会での論戦とともに、さらに住民の声を大きなものにしたい。

 明日はJR北海道と道庁にも足を運びます。

 【今日の句】 切り捨てて 国は痛みを 感じぬか

2017年8月22日火曜日

健康維持も議員の仕事

 北海道の小中学校では、昨日から新学期が開始。確かに朝晩が涼しいくらいで、しばらくぶりに上京したら‥‥暑い‥‥。

 冷房の効いた部屋で長く会議などをする習慣が(少なくとも私には北海道にいた時に)ないので、暑さとともに冷房とのたたかいで健康を守るのが課題なのです。

 そういう事情と、涼しい北海道から来たために長袖のワイシャツなのですが「体の調子が悪いの」と言われることも。

 私自身は暑いより寒い方が好きで、秋から冬にかけてが一番好きな季節。

 物寂しい季節じゃないかと言われても、私にはしっくりくるんですよね。

 とはいえ季節とは関係なく「政治の季節」は訪れるわけで、今こそ安倍政権を解散・総選挙、退陣へ追い込むためにがんばろうと、今日も会議で意思統一。

 明日は、また北海道へ戻り、JR北海道の問題で懇談の1日です。

 【今日の句】 今ならば 北海道で 国会を

2017年8月21日月曜日

タクシーの中で弾んだ話は

 党道委員会の地方議員研修会であいさつ後、乗ったタクシーの運転手さんが「見たことある顔だね」との話から‥‥。

 私「こう見えて国会議員です(笑) 衆議院議員の畠山和也です」


 運転手(以下「運」)「これは失礼。共産党かい? がんばってくれよ!」

 私「安倍政権がひどいですからね」

 運「本当だよ、やりたい放題だ。野党が攻め時なのに、民進党は何してるんだ」

 私「代表選挙が始まったようですね」

 運「こんな時に分裂してる場合じゃない。民主党政権ができた時は期待したんだよ」

 私「そうですか」

 運「政治の方向もいいと思っていたのに。だから投票率も上がったのに、今や政治不信の方が高い。野党はまとまる時だ」

 私「共産党は共闘でがんばっています」

 運「今のような一党独裁はダメだ。批判の声の受け皿が必要だ」

 などなど、たくさん他にも話は尽きないのですが、安倍政権に対する怒りは相当のよう。

 「自民党は金持ちの政党。竹中平蔵だったか? もうけが滴となるとか言って(私「トリクルダウンですか」)、そう、そんな理屈で金持ちばかり応援してる」とも。

 道内各地をまわって、安倍政権への不満は疑惑隠しや強行採決はもとより、くらしや地域に厳しい姿勢にも不満が高まっていることを実感してきました。

 まさに運転手さんの言うとおり、その声を受け止められる「受け皿」として「市民と野党の共闘」も「日本共産党の躍進」も必要だという状況をつくらねば。

 農業政策にかかわる作業を進めているのですが、基幹産業である第一次産業を含めて応援する政策への転換を明確にしたい。

 課題は山積です。

 【今日の句】 どの町の 議員の背中も 大きくて

2017年8月20日日曜日

立ち止まった男性の一言は

 今日は佐々木明美小選挙区4区予定候補とキャラバン‥‥ですが、暑い! それでも多くの方が駆けつけてくださいました。

 予報では26℃ほどだったのに、夕方に西区・琴似付近の温度計は30℃を示していました。

 しばらく寒いくらいの北海道だったので全道的に農作物も心配でしたが、少しでも持ち直してくれるといいですが。


 さて、今日のキャラバンは街頭宣伝中心でしたが、稲積地域では国政報告会もおこないました。

 ここには地域から原水禁世界大会に参加された方も参加されていて、大会の様子も報告されていました。

 全国で若者たちが核兵器禁止の運動に取り組んでいること、米国代表の「We are family」との発言に感動したことなど、当日の様子が目に浮かぶような報告に私も感激。

 草の根では平和を願う大きな力が広がるもとで、それに反するように憲法9条改悪まで狙う安倍政権。

 北海道でのオスプレイ訓練が決まってから連日、市民のみなさんと抗議のスタンディングを続けている佐々木さんも平和について訴える時には熱を帯び、私も「力を合わせて政治を変えよう」と呼びかけました。


 立ち止まった方は「がんばれ」と手を振って、演説後に話を聞くと「安倍首相は常識がない」と怒っていました。

 怒っていた中身というのは。首相が以前に「パートに出れば月25万円くらいでしょうか」と発言したこと。

 森友・加計学園疑惑や南スーダン「日報」隠しだけでなく、くらしの大変さからも安倍首相のおかしさというのが見えてくる。

 介護保険法の改悪しかり、「残業代ゼロ法案」しかり。

 日本共産党の提案を訴えもしましたが、新しい日本の姿も語り合いたい。

 札幌は今日で小中学校の夏休みも終わりで、夜には小学6年生の娘の宿題も無事に終了。

 明日からの学校も、元気に過ごしてくれればいいなと思いました。

 【今日の句】 本日で 46に なりました