2017年10月21日土曜日

あなたの1票が政治を変える

 12日間の選挙戦が終わりました。明日の投票日、小選挙区は「市民と野党の統一候補」へ、比例代表は政党名で「日本共産党」とお書きください!

 振り返れば、あっという間の12日間。

 無事に走り抜けられたのは運転手さんたちの力であり、その間もマイクを握り続けたアナウンサーさんたちの力もとても大きかった。

 手を振り続けて「もう肩が上がらない年なのよ」と笑う女性もいました。

 一般の方にはわからないでしょうが、全体を取り仕切る「車長」さんという役割の方もいて大きな役割を果たしていただきました。

 そして道内各地では、チラシをまく方、メガホンで訴える方、電話をかけてくださっている方‥‥地域・職場・学園、そして選対事務所のみなさんの力があってこそ選挙はたたかえると、あらためて実感しました。

 今日も労働者後援会のみなさんがドラムで鼓舞激励していただき、現場の空気を変える大きな力を発揮していただいたことは本当に感謝の言葉しかありません。

 また、安倍政治を終らせるために候補を取り下げた仲間のことは、しっかり記しておきたい。

 森つねと(1区)・かわべ竜二(3区)・佐々木明美(4区)・おぎう和敏(6区)・本間かつみ(8区)・女鹿武(10区)・佐々木としこ(11区)の計7人が、候補を取り下げました。

 どの方も国政で働ける即戦力ですが、大きな目標に向かって決断され、しかも各地で比例押上げと統一候補の勝利に向けた活動にも力を尽くされてきました。

 私利私欲でなく、力を合わせてたたかえるのが日本共産党のすごいところ。

 だから正面から政治をただせる力があるのです。

 日本共産党のこういう面も、ぜひ多くの方に知ってほしい。

 どこでも「安倍首相はひどい」「必ず辞めさせてくれ」などの声が寄せられました。

 たくさんの切実な声も聴きました。

 「孫が年収200万円の仕事で、年金保険料は払えないし、社会保険にも入っていない」

 「知人に自衛隊員がいる。心配になる。必ず憲法9条を守ってほしい」

 「少ない年金で暮らしている私たちのことを考えた政治にしてくれ」

 他にも紹介しきれないほど、多くの方に声をかけられたんです。

 この声を、必ず国会へ届けなければ!

 日本共産党の議席の値打ちって何だろう、とあらためて考えました。

 1つは、国民の立場からの「政策力」。

 どの党もそれらしい政策は掲げますが、問題は「国民の立場」なのかどうか。

 2つに、ぶれないで平和と憲法9条を守りぬける力。

 自民・希望・維新が憲法9条の改定で足並みをそろえるなか、ここは日本共産党の議席が伸びないといけない。

 3つに、市民と野党の共闘を前へ進める力です。

 いろんな党や政治家の離合集散を目にして、政治不信が強まっていると思います。

 そういう時こそ、日本共産党の存在医意義は大きいと思うのです。

 だから日本共産党の議席が必要だ--北海道では唯一の日本共産党衆議院議員であり、この議席を失うわけにはいかない。

 一方で、条件が広がるもと最後まで比例2議席の前進をめざしたい。

 比例区は大混戦になっています。

 時間の限り「小選挙区は統一候補、比例代表は日本共産党」と訴えたい。

 この国を変えるのは安倍首相ではなく、あなたの1票です。

 あなたの願いを日本共産党に託してください!

 【今日の句】 共闘が 政治変えると 確信し

2017年10月20日金曜日

この連帯の力で

 札幌市内をまわり、道庁前の反原発抗議行動にも参加。今日最後のススキノでの訴えには、この特大プラカード!

 労働者後援会のみなさんを中心にした大宣伝に、本当に励まされる。

 金曜日の夜のススキノは、各党各候補が集って訴えるのが恒例の光景。

 そのなかでのこの宣伝が、一番目を引いたはず!

 市民の風・北海道のみなさんとも、朝に手稲駅でお互いにエール交換し、他の宣伝場所にも旗をもって駆けつけてくださるなど、本当にありがたかった。

 そして夜の道庁前反原発行動で、あたたかい激励も多くいただきました。

 道庁前で聞いたこと・話したことが、私の政治活動の土台になっています。

 原発事故で故郷を離れざるを得なかった方、病身でありながら毎週声をあげる方、いつもスピーチを通して私のことを支えてくれる方、語らずとも毎週現場を支えるスタッフのみなさん‥‥参加された方のスピーチも含めて、道庁前から本当に多くのことを学びました。

 投票の基準は政策もあるでしょうが、議員・候補のこれまでの活動についても審判を受けるもの。

 言行不一致ではダメだし、まったく国民の方を向いていないのもダメ。

 私がイチ有権者なら、市民との接点で行動してきた議員・候補を推します。

 そういう私とてまだまだですが、その接点のない議員では、質問も足場を持たないものになってしまうと思うのです。

 しっかり受け止めた活動をしなければ、とあらためて思いました。

 さて明日は、いよいよマイクを通しての訴えも最終日。

 最終日になると名前の連呼が目立つ候補もいるようですが、日本共産党は最後まで政策を訴えぬきます。

 右のとおりですが、紙智子参議院議員と入れ替わりで金倉まさとし2区候補と共同の訴えもおこないます。

 まだまだ投票先を悩まれている方も多いでしょう。

 どうぞ私の訴えもお聞きいただけるよう、近くの方は足をお運びください!

 【今日の句】 仲間って ほんとに嬉しい 存在で

2017年10月19日木曜日

激励を糧に

 今日は釧路市から始まり十勝管内へ、帯広市では石川かおり小選挙区候補・紙智子参議院議員と並んだ街頭演説ですごい熱気!

 報道各社も多数いるし、後で握手にまわっても全然握手しきれないほどの数でした。

 帯広市を含めた11区は、日本共産党・佐々木としこさんが立候補を取り下げたところ。

 としこさんは帯広市議を勤めた即戦力で、台風被害調査や政府交渉にも取り組んできただけに、候補取り下げは残念なことなのです。

 しかし、今回の選挙は安倍政治の暴走を終わらせて、憲法九条の改悪を許さない結果をどうしても出さなければいけない。

 市民と野党の共闘の道こそ新しい政府をつくる土台だし、さらに前へすすめなければいけないのです。

 だから党としても決断し、としこさんも立候補しないこととした。

 その意味を党員・支持者のみなさんも理解いただき、今日の街頭演説でも石川候補に大きな拍手が寄せられていました。

 そして比例も、私の再選と2議席へ!の訴えにも力強い拍手。

 全道を10日間まわりましたが、こうやって多くの方に支えられていることが本当にうれしく、ありがたい。

 大学院時代の恩師も激励にかけつけていただき、感謝に堪えません。

 音更町では農協駐車場にて、職員のみなさんも外に出て演説を聞いていただきました。

 このブログからも感謝を申し上げます。

 最後の芽室町では、気温5度くらいでも最後まで多くの方が話を聞いてくださいました。

 最後に「共産党!」と力強いコールもあり、私もグッと拳をあげました。

 先ほど札幌に着き、明日と明後日は札幌での訴え。

 金曜日なので、夜には道庁前の反原発行動にも足を運び、最後は人でにぎわうススキノへ。

 昨日はかすれ気味だった声も、なぜか今日は見事に復活して、このまま最後までいけそうです。

 演説場所は右のとおりですので、お近くの方はぜひお聞きください!

 【今日の句】 ぐんぐんと 勢いつけて 最終盤

2017年10月18日水曜日

酪農の初質問を思い出し

 網走市で冷たい初雪に遭ったものの、夜の釧路までどこでも熱い反応! 7区・石川明美候補と気迫を込めて訴えました。

 朝の北見市は晴れていたのに、網走へ向かい始めると黒い雲が‥‥と思っているうちにパラパラパラッとあられが!

 みぞれのようになったり、あられのようになったりをくり返し、街頭演説に聞く人も寒いだろうなと思っていたら宣伝場所ではあがったり。

 秋というより初冬の北海道ですが、コロコロ天気が変わる毎日です。

 美幌町から美幌峠を通って弟子屈町・標茶町へ。

 標茶町では、なんと農協の駐車場をお貸しいただき、寒い中役員の方も外で私の演説を聞いてくださいました。

 標茶町の基幹産業は酪農です。

 あらためて思い出したのが、私の初質問。

 前回の総選挙で躍進し、最初の質問者として(しかも1ヵ月も経ってないのに!)緊張のなか酪農問題を取り上げたことを今でも覚えています。

 加工原料乳の補給金単価についてですが、当時は3年連続して道内で200戸が離農するなどしたなかで、補給金を引き上げて酪農経営を支えよ!という質問でした。

 TPPのことも取り上げて、最後には「北海道で私が選ばれたのはTPP反対の意思表示だ」という趣旨でまとめたりもしました。

 生き物が相手ですから、まさに24時間365日つきっきりとなるのが酪農。

 外国産乳製品などの大量輸入もあり、安倍政権は規模拡大と効率化・機械化などを推奨してきました。

 同時に、牛が多くなれば目が届きにくくもなるし、糞尿処理も課題だし、機械の導入は負債の拡大にもなる。

 適当な規模で飼っている家族経営を支えずに、大規模農家だけを支援しても地域社会での広がりはつくれません。

 TPP復活や日欧EPAの問題もあるし、酪農をこれ以上苦しめるな!というのが私の強い思いです。

 現場の実態、あらためて国会へ届けたい。

 夜に釧路市で石川明美7区候補との合同演説は、石川候補も気合十分!

 投票日までは残り3日間ですが、訴えに訴えぬきたい。

 明日は釧路市から十勝管内を中心にまわります。

 お近くの方はぜひ!

 【今日の句】 この時期も やっぱり雪の 選挙なり

2017年10月17日火曜日

誰が地域を疲弊させた

 みぞれも降り、雷も鳴って、吐く息も白い上川管内から北見市まで。今日は農業・JRの訴えに力を込めました。

 旭川→比布→当麻→上川と、いずれもコメどころ。

 農水委員会にいた者として、安倍政権の農業・農協つぶしに多くの農家が不満を募らせていることを実感してきました。

 来年度からコメの直接支払交付金7500円/10アールがなくなります。

 規模の大きいコメ農家が多い北海道では、今後の経営に不安を持たれている方も多い。

 そうでなくてもミニマムアクセス米の輸入などで価格が下がり、さらにTPP復活となればさらに輸入が増える。

 行き過ぎた農産物の輸入自由化がもたらしたものは、日本の食料自給率38%という現実。

 それなのに安倍政権は、海外輸出ばかりを強調し、企業への開放として種子法まで廃止してしまいました。

 こんなに食と農を粗末にする国には未来はない!

 日本共産党は価格保障・所得補償の強化、新規就農者への支援などともに、行き過ぎた農産物輸入自由化を見直します。

 国会で追及の先頭に立ってきた私にとって、TPP復活など到底認められません。

 まして鉄路がなくなれば、地域の疲弊が進むことになってしまいます。

 高校生の通学、高齢者の通院、農産物の輸送、観光の交通手段……こんなに鉄路が必要とされているではないのか。

 日本共産党は、国の責任とJRグループによる交通基金をつくって路線を維持するなど鉄路を守る提言も発表しています(こちら)。

 札幌での政党討論会では、自民・公明ともに全路線を守るとは明言しませんでした。

 しかし自民党は30年前、国鉄の分割・民営化の際の新聞広告で「ローカル線はなくなりません」と約束していたのではなかったか。

 国民の移動権を守るのは、ヨーロッパでは当たり前のことであり、日本もその立場に立つべきです。

 道内各地で鉄路を守る「オール北海道」の流れを、日本共産党も先頭に立ってがんばりたい。

 --このような訴えをしています。

 夕方は遠軽町、夜は北見市内での演説会。

 北見でも熱気が溢れ、必ず比例区で議席を、小選挙区でも菅原まこと候補の勝利を!と私からも呼びかけました。

 握手をしていたら「私は自民党支持者だったんだよ」という男性が、「でも81歳で共産党に入った。いま86歳」と!

 励ましていただき、本当にうれしい限りです。

 明日は北見から網走・美幌をまわり、今日初雪が降った釧路市まで向かいます!

 【今日の句】 1俵の 重み託して 1票に

2017年10月16日月曜日

握手が力強い

 選挙も後半戦、だいぶ私の顔も日焼けしてきました。混戦の北海道比例区は、まさに残りの日々のがんばりいかんです!

 国会の主要政党に加え、北海道は大地もいなかで、現状は1票1票を争う激戦の状況です。

 訴える私も力が入るし、応援してくださるみなさんの握手も力強い。

 気温が一桁のもとで手を振り続け、申し訳ないくらい手が冷たくなっていても、やっぱり力強く握手してくださる。

 それだけ政治を変えてほしい、がんばってほしいという思いが伝わってくるし、何としても結果として出したい。

 いろんな世論調査が出てますが、これだけ激戦となれば、やっぱり最後までがんばったところが勝つ。

 私も訴えぬきますし、ぜひ「比例は日本共産党」「小選挙区は市民と野党の統一候補」とお広げください!

 さて今日は江別市・野幌駅から始まり、岩見沢市・三笠市・美唄市・奈井江町・砂川市・滝川市・深川市と駆け抜けて旭川市まで。

 朝の野幌駅では、党員・後援会員のみなさんなどとメガホン宣伝。

 たくさんで集まって声をあげると、元気になりますよね。

 その後はとにかく広くて、運転手さんも間に合うよう車を走らせるのも必死!

 今日は晴れてたから良かったものの、雨や雪でも降ろうものなら運転だって大変なのです。

 アナウンサーの方も、都市部か農村かを見ながら言葉を選んでいくのは、さすがです。

 旭川市では、若い人が立ち止まって聞いてくれたり、後援会員と10分ほど話し込む高校生?がいたりもしました。

 青年にもわかりやすく、政策や展望を訴えていきたい。

 明日は旭川市から比布町・当麻町・上川町で訴えて、夕方から遠軽町、夜は北見市へ!

 右の日程表ですが、上川町の町営住宅は「14:10」からです。

 載っていないのですが、19:00~北見市常盤地区住民センターでは個人演説会もおこないます。

 お近くの方は、ぜひ足をお運びください!

 【今日の句】 冷えた手も 温かい手も 離さずに

2017年10月15日日曜日

変える力は、やっぱり共闘

 今日も元気に札幌市内、北区と東区では市田忠義副委員長・金倉まさとし2区候補と。後援会の元気なコールとドラムが鳴り響く!

 何と街頭演説には、北区で市民ネットワーク・石川さわ子札幌市議が弁士に立ち、東京から市民連合・総がかり実行委員会の菱山南帆子さん(東区にも)、東区ではママの会・飯尾さんもスピーチ。

 市民と野党の統一候補・金倉まさとしさんの応援の輪が広がっていることに、感動を覚えながらスピーチを聞きました。

 希望の党ができ、民進党からの合流とともに「排除」が起きるなど混乱のなか、ここまで共闘の候補ができたことはやはり画期的。

 今日も市田さんからありましたが、共闘を「新しいステージ」へ進めるために、日本共産党は多くの小選挙区候補に下りていただきました。

 北海道で言えば森つねと(1区)・かわべ竜二(3区)・佐々木明美(4区)・おぎう和敏(6区)・本間かつみ(8区)・女鹿武(10区)・佐々木とし子(11区)の各予定候補で、5区も昨年の補選の経過から候補を擁立しませんでした。

 安倍政治を終わらせて憲法にもとづく当たり前の政治を取り戻そう--これが候補を下りても変わらない思いであり、今も統一候補の勝利へ、どの方も奮闘しています。

 ジグザグはあったけど、安倍政治を変える力は、やっぱり市民と野党の共闘。

 石川市議も菱山さんも、その大事さをくりかえし強調していました。

 下りた予定候補や、支援してくださった思いも含めて、私も力を尽くしたい。

 清田区では、買い物の足を止めて演説を聞いてくれた方が、手を振って応えてくれました。

 白石区では、道庁前の反原発行動に参加されている方が駆けつけてくれました。

 南区では、高校生(と思いますが)らが「がんばれー!」と熱い声援を送ってくれ、最後まで演説を聞いてくれました。

 見かけてくれたことをフェイスブックで知らせてくれたり、わざわざ来てくれたりした友人などの思いも本当にありがたい。

 明日は江別市から空知管内をまわり、旭川まで走ります。

 かなり寒そうですが、しっかり着込んで元気に「安倍政治を終わらせよう」と訴えます!

 【今日の句】 演説も 何だかドラムに 合わせたり