2017年11月2日木曜日

語れば元気も湧いてくる

 今日は小選挙区9区内の3地区委員会(日高・苫小牧・室蘭)へお礼にまわり、どこでも激励の言葉がありがたく‥‥。

 気持ちよい秋晴れのもと日高路を行けば、草を食む馬の姿があちらこちらに‥‥ふと目に入る、復旧されないままの日高線も見ながら、まず日高地区委員会へ。

 お互いに「力が足りなくてごめんね」から始まり、私からお礼のあいさつの後は野党共闘の今後、日本共産党の自力、国会はどう進んでいくのか‥‥など、短時間ですが意見も交流。

 来た道を引き返して、午後には苫小牧地区委員会に。

 小選挙区候補としてたたかった松橋ちはるさんや、苫小牧で教員をしていたころに同じ学校にいた先生も見えられ何度も「送れずごめんね」と言われたことには、思わずグッと‥‥。

 苫小牧でも、市民と野党の共闘がどう進むのか‥‥との思いが出されましたが、9区は希望の党候補が比例復活したこともあり、複雑な思いがあることに気づきました。

 「選挙直前になって、いろんな党ができて、よくわからなくなった」との声も、よく各地で聞きます。

 党員・支持者のみなさんが、支持を広げてくださるうえで本当にご苦労されたことが伝わってきました。

 最後は夕方に室蘭地区委員会にて。

 「開票の翌日は泣いて泣いて、一歩も外に出なかった」という党員さんが、これはいけないと以前に話したご近所さんのところへいったら激励もされて「しんぶん赤旗」も取ってくださったとのこと。

 話しているうちに言葉に詰まるほどの思いも伝わる方もあり‥‥どの方の言葉も一言一言が本当に重く感じました。

 みんな悔しいのは同じで、これをバネに次の活動に進もう、と。

 選挙が終わった後、すぐに「しんぶん赤旗」の集金時期となり、足を運ぶのが重かった党員さんも多くいたと思うのです。

 今日は私も議員会館を片づけながらの思いも率直に述べつつ、安倍政権は特別国会の開き方を見ても早くも追い詰められているし、多くの方が日本共産党へ新たな信頼を持たれていることを紹介しました。

 議席を失った後ですし、こうやって語り合うことで元気の源を増やしていきたいです。

 だって日本共産党は95年、どんなたたかいからも教訓を導き出して前進してきたのですから。

 【今日の句】 前を向くためには こんな時もある

2017年11月1日水曜日

虚構の多数による総理再選

 今日からの特別国会を、世論と野党の要求で会期を39日間に伸ばさせたのは前進です。国会論戦と結んで、北海道でもがんばりたい。

 安倍晋三氏が再び首相に選ばれましたが、不支持率が上回る世論調査もあるなかですから、まさに「虚構の多数」としての再選。

 基盤は盤石ではなく、それが会期を8日にとどめ、かつ与野党の質問時間割合を見直すなどとの発言として現れているのでしょう。

 すでに安倍首相は、逃げに逃げに逃げている。

 国会でみずから論戦に立てないことはもどかしい思いですが、北海道で政治変革の世論づくりにがんばらねば。

 明日は小選挙区9区の党地区委員会(日高・苫小牧・室蘭)へ、お礼のあいさつにまわります。

 札幌から、この3地区をまわるだけで移動は400km超。

 広い北海道ゆえ、全道の各地区委員会のみなさん、今しばらくお待ちくださいね。

 【今日の句】 国会の 仲間に願い 託しつつ

2017年10月31日火曜日

国会へつなぐ仕事も

 あいさつ回りのさなかに、北海道農済から紙智子参議院議員宛ての要請書を事務所で受け取りました。しっかりお届けします。

先の国会で収入保険法案が成立して現場でも準備が進むなか、現行共済制度も含めて予算の確保を‥‥が要請の中心です。

 収入保険に申し込めるのは青色申告をされている農家で、北海道は他県より割合が高いため、北海道農済としては野菜や果樹農家へ先行して呼びかけているとのこと。

 もちろん現行の共済制度も、この間は自然災害などが相次ぐもとで充実されていくことが必要なんですよね。

 経営支援策の選択肢が増えること自体は良いものの、より根本には価格保障・所得補償が充実してこそ安定的・持続的な農業経営もできますし、先に収入保険を導入している米国でも何重もの支えがあります。

 要請や実態を国会で直に反映できないことは残念ですが、今は現職議員にしっかりとつなぐことも大事な仕事。

 同時に、政府への交渉なども含めた機会で反映していきたい。

 政府は、日欧EPAなども念頭に補正予算の検討とも報じられていますが、何度も現場は振り回されてきました。

 当面の要求実現とともに、やっぱり農政でも根本からの転換が必要ですよね。

 事務所でのとりあえずの席も決まり、来月から御礼などのために全道をまわります。

 広い北海道ゆえ1ヵ所に1時間もいられないのですが、こういう機会に実態などをあらためて伺いたいです。

 【今日の句】 窓口も 大事な仕事 再確認

2017年10月30日月曜日

現場の苦労に応えないと

 今日は札幌6地区と石狩地区委員会に、お礼を兼ねてあいさつまわり。新たな奮闘を誓いあって‥‥!

 写真は石狩地区委員会の山崎副委員長とで、地区委員会にはさらに若い仲間がいて、しばし話に。

 「本当に残念です!」とのこ言葉を聞き、私からも「次はがんばろうね」と激励。

 私も学生時代、宮城県で遠藤いくこさん(現・県議団長)が当選できなかったことを非常に残念な思いでいたことを思い出しました。

 初めて友人に支持を広げたドキドキ‥‥青年たちのがんばりを、しっかり応援したいですね。

 ちょうど「しんぶん赤旗」の集金が進んでいることから、読者のみなさんからの反応も各地でお聞かせいただきました。

 多くは「議席を失って残念」「もっと早く(厳しいと)言ってくれたら」などで、また「次はがんばって」との激励も少なくない。

 現場でお礼やお詫びをしている党員のみなさんの気持ちを考えると、本当に申し訳なさと、次は必ず勝たなければとの思いが湧きます。

 そうなんです、こうやって日本共産党の議席(議員)は支えられているんです。

 こちらの写真は東区地区の山﨑地区委員長。

 地区委員長に今年なったばかりで、いきなりの国政選挙でご苦労されたことも多いでしょう。

 感謝してもしきれないほどです。

 全道をまわりきるには来月までかかるでしょうが、北海道21地区委員会所在地には必ず足を運びたい。

 新たに応援してくださっている方の声も、届き始めました。

 その期待に次は応えられるように、力をつけていきたい。

 ぜひ党そのものを継続的に知っていただくためには「しんぶん赤旗」をお読みいただきたいです(詳しくはこちら)。

 事務所には東京からの文書が入った段ボールが届き、さあ、どこにしまうべきかと思案中‥‥。

 【今日の句】 集金で 出される言葉 受け止めたい