2017年12月8日金曜日

こんな日でも改憲ストップ

 雪にも負けず寒さにも負けず、昼は「3000万人署名」の宣伝、夜は道庁前で反原発抗議行動へ‥‥寒かった~‥‥。

 参加されたみなさんも、スタッフのみなさんも本当におつかれさまでした。

 毎年のこととはいえ、こう寒い日が続くと体にもこたえますよね。

 こんな雪でも、約20分の間に11人の方が「3000万人署名」にサインしてくださいました。

 「3000万人署名」とは、臨済宗相国寺派管長の有馬頼底さんや作家の沢地久枝さん、作家・作詩家のなかにし礼さん、神戸女学院大名誉教授の内田樹さんらが呼び掛け人となり、市民団体や法律家団体などが賛同した署名です。

 目的は、安倍首相による9条改憲を止めるため。

 自衛隊については様々な意見があっても、海外で武力を使える(=戦争に参加する)自衛隊にしてはならないと、考えの違いを超えて声をあげる運動です。

 すでに安保法制=戦争法が成立したもとで、駆けつけ警護など実際に武力を使うケースが心配されます。

 それを憲法に「上書き」することで、憲法上も認めてしまうということとなれば重大です。

 安倍首相は「自衛隊の存在を憲法に書き込むだけ」と言いますが、わざわざ、そのためだけに改憲するということなど真に受けられません。

 ぜひブログを読まれているあなたのまわりにも、署名をお広げください!

 ネット署名もできますので、詳しくはこちらをご覧ください。

 道庁前の反原発抗議行動は、降っていた雪がピタリと止んだものの寒さがジワジワと‥‥。

 参加されたみなさん、風邪などひきませんように!

 【今日の句】 寒さとも たたかう半年 まだ序盤

2017年12月7日木曜日

次のたたかいへ、急がば回れ

 今日は札幌市白石区での「つどい」で、何と手話通訳の方も! こういう状況が日常的になればいいですね。

 札幌市には手話通訳者派遣事業があります(今回この事業を使われたのかはわかりません)。

 全国的にも手話を基本言語と位置づけたり、普及・推進をはかる条例が広がってきています。

 手話通訳者の確保・育成が急がれます。

 こういう分野にこそ、国が財政的支援を強めてほしいものです。

 さて「つどい」ですが、今日は「憲法を活かした日本」というタイトルをいただいていたので、「くらし・経済」にかかわっては「現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり、とくに平和的民主的諸条項の完全実施をめざす」(党綱領)ことを、「外交・平和」では憲法9条をめぐる情勢と、北朝鮮問題の打開の方向について話をしました。

 その後は意見交換となるのですが、タイトルの中身より「また安倍首相が続いていることが腹立たしい」「共闘は良かったけど、やっぱり共産党が減ったことが悔しい」など、総選挙の結果についての意見が相次ぎました。

 私からは、●悔しい思いは私もいっしょ、●自民党が多数を取ったのは小選挙区制と野党分断の「仕掛け」があったから、●それでも共闘勢力が前進したことは安倍政権にとっては誤算、●世論の高まりは政権に直接ぶつかるとともに、国会の全政党を動かす力になる、●運動とともに日本共産党を知ってもらう場が大事で、いわば「急がば回れ」で次の政治選では勝利を--ということなどを話しました。

 だいたい納得してくださったようで、終わった後の握手も笑顔。

 こういう話をする場を、多く持ちたいですね。

 ニュースでは米トランプ大統領のエルサレムを首都認定する問題が報じられ、日本共産党も志位委員長名で談話を発表しました(こちら)。

 これが強行されていけば、中東問題の解決に大きな逆流を持ち込むことになります。

 国際的にも米国への批判や不同意があるなかで、日本政府は米国へ撤回を求めないのか。

 このまま放置しては、大変なことになりかねません。

 【今日の句】 手から手へ 伝わる言葉も ぬくもりも

2017年12月6日水曜日

もっと力をつけたい、と

 今日は党道委員会の会議に終日参加。先日の第3回中央委員会総会を受け、確信と今後の決意とが交流されました。

 小選挙区候補・比例候補、立候補を取り下げた予定候補なども、選挙戦をふりかえった経過なども報告しました。

 比例議席を失ったことは私自身の力不足と思っていますが、3中総でも「党の力不足」であると明確にしています。

 同時に、希望の党の出現によって野党共闘が壊れそうだったところに、市民のみなさんの力が大きく働き、わが党も共闘をあきらめなかったことは大きな意義がありました。

 もし共闘が成立せず、自民・希望の改憲二大政党が多数を占める結果になっていたら大変でした。

 立憲民主党ができ、時間もない緊急事態のもとで日本共産党は、多くの小選挙区で立候補を取り下げました。

 北海道では政策協定・選挙協定を書面で確認することができ、全国でも共闘の立場での野党が前進したことは重要でした。

 今度は、共闘も、日本共産党躍進も両立できるための力をつけるし、党のことを詳しく知ってもらう--その活動を具体化していくのが今日のような会議です。

 明日も「つどい」に行きますが、地域・職場のみなさんと語り合う機会をたくさんつくろう。

 「しんぶん赤旗」日刊紙の電子版や、JCPサポーター(仮)なども党中央委員会のもとで具体化されていきます。

 多くの願い・要求を実現する活動も取り組むし、特に青年たちとの交流を強めたい。

 そのなかで多くの方が入党してくださることで、党活動の根本が強く大きくなっていきます。

 ブログをお読みの方で、私(畠山)や共産党のことは応援してるけど、それ以上に踏み込むのはちょっと‥‥と思っている方はいないでしょうか。

 そういう方々とも率直な話し合いをしたり、現実的な結びつきを強めたいと思っているのです。

 必ず安倍政治を変えたいし、国民の声が生きる新しい政治をいっしょにつくりたい、のです。

 【今日の句】 地に足を つけた議論で 前も見え

2017年12月4日月曜日

酪農の郷での射撃訓練やめよ

 矢臼別演習場でおこなわれている射撃訓練の中止などを、紙智子参議院議員と防衛省へ求めました。

 この訓練は、沖縄での「県道104号線越え実弾射撃訓練」を全国へ分散・実施しているもので、矢臼別では16回目の訓練となります。
 
 分散するのは「沖縄の負担軽減」が目的とされていますが、まったく負担は減っていません。

 分散先でも、訓練の固定化や拡充されていることに不安の声があがっています。

 矢臼別では、米軍は2010年・2012年に山火事を起こし、2013年には演習場外への着弾まで起こしてもきたのです。

 報道によれば昨日で実弾射撃訓練は終了とのことですが、今後のことも含めて、防衛省から聞き取りをおこないました。

 これまでも訓練内容などは「運用にかかわる」として明らかにされてきませんでしたが、よくよく聞くと、何日に何発を撃つかは現地で米側が決めていくので、前日や当日の朝でないと日本側もわからないという実態です。

 つまり演習場を、まるっきり貸し出している状態。

 米側の運用だからと言わずに、日本の演習場であり領土なんですから、もっと明らかにすべきとぐらいも言えないのでしょうか。

 防衛省から米側には「効率よく訓練を」「訓練は最低限に」と申し入れているとのことですが、お伺いのような姿勢では、対等な関係でさえもありません。

 白リン弾の使用についても「自衛隊も使っている」「米側は沖縄でも使っていた」など、そもそも問題視していないようでもありました。

 いつも米側は「矢臼別は訓練に適した場所」と言っていますが、広い大地は米軍の訓練のためでなく道民の生活のため。

 酪農の郷としての道東地方で、米軍の訓練が固定化・拡充など許されません。

 【今日の句】 牛だって 穏やかな日々 願ってる

2017年12月3日日曜日

新たな決意で

 金曜日から東京に来て中央委員会総会に参加。総選挙の活動を総括して、新しいたたかいへ立ち向かう会議となりました。

 詳しくは日本共産党のHPにて、志位委員長の報告を聞いてもらえれば幸いです。

 市民と野党の共闘では前進したし、この間の経験を交流して、確固たる流れにすることは1つのテーマでした。

 もう1つに、どのような情勢のもとでも日本共産党が伸びるためには何が必要か、全国の知恵を結集するのがテーマです。

 全国どこでも、日本共産党そのものを知っていただく上での苦労があったとの発言が相次ぎました。

 党名を変えたらいいのでは、中国共産党の何が違うのか、本当に任せていいのか‥‥などなど。

 私も討論に参加して、私自身が党の「自由と民主主義の宣言」に感銘を受けたことを述べて、国民の自由と民主主義を奪っているのは安倍政権のほうではないかと述べました。

 もともと社会主義・共産主義というのは、資本主義の成果を引き継ぎながら人間の解放をめざした考えです。

 自由と民主主義の問題でも、複数政党制の堅持や、議会を経ての変革を明記しているのが日本共産党の綱領の特徴です。

 目の前の切実な要求実現に力を合わせながら、将来の日本の方向性を示そうじゃないか。

 それを「上から」ではなく、いっしょに市民のみなさんとつくっていこうではないか--との討論があり、結語(討論のまとめ)でも志位委員長は、その重要性を強調しました。

 衆院比例選挙は政党名を書く制度なので、党名に拒否感を持たれている方もいるかと思います。

 その心配を取り除く、私たちの活動が急がれています。

 北海道での活動の具体化に、力を注ぎたいです。

 久しぶりに前議員の仲間たちにも会って、この間の活動を交流しあいました。

 確信も悔しさも、共有しあえる仲間の存在がありがたい。

 それは北海道党組織のみなさんも同じです。

 会議で新たな意欲も湧き、明日は紙智子参議院議員の力も借りて、矢臼別演習場での訓練について要請をします。

 【今日の句】 誰とでも 語れる党に 前進で