2017年12月30日土曜日

あいさつまわりの中での話題

 札幌の事務所も、基本的には今日が仕事納め。1年が経つのは早いものですね。

 1年を振り返るのは明日にしますが、今年もまた激動の年でした。

 年末のあいさつのなかで、話題になったのは野党共闘の話。

 立憲民主党が議席を伸ばしたものの「共産党が割を食ったんじゃないの?」との話もありました。

 確かに政治を変えたいという期待が、立憲民主党へ集中したかもしれません。

 しかし、これまでの「2大政党」「第三極」とは違い、立憲政治の回復など共通の土台をもった共闘ですから、この勢力が全体として伸びたことには喜んでいるのです。

 問題は、日本共産党自身が議席を獲得できる根本の力を強くすることですし、共闘についても、次の選挙は相互支援・相互推薦を基本にすることを先の中央委員会総会でも確認しました。

 安倍政権を終らせるにとどめず、国民の声が生きる新しい政権をつくるためには、政策協定も豊かに発展させることが必要になるでしょう。

 来年は、市民と野党の共闘についても新しい段階に進むよう、私も力を尽くす立場でがんばりたい。

 さて今年も仕事も終わり‥‥と思いきや、実は年明けが締め切りの執筆原稿が終わらず、こうやって細々とパソコンに向かっているのでありました‥‥。

 【今日の句】 我が家での 掃除の分担 やらなくちゃ

2017年12月29日金曜日

道はみんなで拓くもの

 昨日・今日が多くは仕事納めでしょうか。私も、あいさつと「しんぶん赤旗」のお勧めにまわっています。

 今度は参議院選挙に出ることを知っている方も多く、「やっぱり共産党が伸びなきゃダメだよね」「若いから期待しているよ」など激励も多くいただきました。

 おかげさまで日刊紙を4人の方が、日曜版を2人の方が読者になってくださいました。

 昼に留守だったので、あらためて電話をして「1ヶ月でもいいかい」と言ってくださる方もいて、本当にありがたい。

 こうやって支持者や後援会員のみなさんに会うと、多くの方に支えていただいているんだと、つくづく思うのです。

 議員や党幹部の役割は大きいものですが、何より政治変革の道はみんなで切り拓くもの。

 1人ずつが力を発揮できれば必ず政治は変えられるというのが、私の揺るがぬ確信です。

 今日の対話のなかでは「安倍首相は庶民の生活などわかっていない」「絶対に憲法9条は変えさせたらダメ」などの声がありました。

 誰もが感じる「おかしさ」を、自分の心にとどめるだけにしないで、みんなで共有しあえれば変革の力になります。

 そう考えれば、地域をまわって語り合えることは本当に楽しい。

 今年も残りわずか、私も最後までがんばります。

 【今日の句】 この地図に たくさん仲間 見えてくる

2017年12月28日木曜日

玉ネギ生産量日本一の町で

 昨夜遅くに北見・網走より帰宅しました。懇談や表敬訪問とともに、来年3月に市議選がある北見市では予定候補のみなさんと行動!

 これまで日本共産党市議団は2人(菊池豪一・熊谷裕)でしたが、3議席をめざして桜井ゆみこさんも立候補する予定です。

 北見市は2006年に、旧留辺蘂町・旧常呂町・旧端野町と1市3町で合併しました。

 東西で100kmを超え、択捉島を除けば面積では道内最大の自治体です。

 この数年間は市役所移転問題が大きな政治課題になりましたが、くらしや経済・農林漁業、そしてJR問題でも政策論戦をたたかわせていきたいですね。

 その市議予定候補らと、小選挙区候補として総選挙をたたかった菅原誠さんとで、市役所や農協を訪れました。

 渡部眞一副市長や関係部長さんなどから、中心的に話をうかがったのがJR問題。

 市として石北本線は4つの役割(①道内の幹線、②物流、③観光、④生活)があるとして、維持・存続へ向けた独自の努力も続けてきたといいます。

 実際に乗降調査をおこない、高校生の通学をバス転換するには難しいことや、思ったより外国人観光客が多いことなどがわかったとも。

 特急列車で車内販売がなくなったことから、曜日を限定して市からも地元産のものを販売して好評との話もありましたが、やはり「地方自治体で負担をするのは困難」であって国の責任の重要性を確認しあいました。

 きたみらい農協では、髙橋優・齋藤和雄の両常務理事が応対してくださいました。

 玉ねぎの一大産地である北見市ですから、貨物・物流の面で鉄路の果たす役割は大きいのです。

 北見地方で生産した玉ねぎは、道内消費が8%で、本州方面に92%が運ばれています。

 「何より安定供給が使命です」と語られて、次期国会で議論される予定の卸売市場法改定や、食料自給率の向上について、和やかな懇談となりました。

 懇談しながら私自身の論戦のことも思い出し、規制緩和強化や際限なき輸入自由化路線に突き進む安倍農政の転換が必要ですね、と私から述べました。

 人口減少に悩む北海道ですが、基幹産業である農林漁業がしっかりすることが大事だと思います。

 農業でも漁業でも、作物や規模によって異なりますが、価格や所得が安定しているところは若い人たちも定着しています。

 「輸出中心でもうけを上げろ」というような今の政策では、逆にふるいにかけるようなことになるのでは。

 懇談をとおして感じたことを、しっかり国政にも活動にも反映させていきたい。

 網走市の報道関係にも表敬をして、長~い道のりを6時間ほどかけて札幌の自宅に戻ってきました。

 【今日の句】 年越しの準備に ちょっと焦るころ

2017年12月26日火曜日

現場から学ぶことが力

 予定候補としての活動開始はオホーツクから! 網走市・斜里町・美幌町の首長さんへ表敬あいさつと懇談へまわりました。

 もともとJR問題での懇談に伺う予定をしていたのですが、ちょうど発表が先日になったことで「新聞でも見ましたよ」など、声をかけていただく1日でした。

 水谷洋一・網走市長さんは、とりわけ釧網線の観光活用についてが懇談の中心に。

 広域自治体である北海道の役割や、テレビ番組に出ての話なども含めて、もっと鉄路の意義を広げることの大切さを共有できました。

 馬場隆・斜里町長さんも、生活路線として釧網線を維持するうえでも、観光分野での活用を広げたい意義を強調されました。

 土谷耕治・美幌町長さんは、地域の基幹産業は農林業で、その物流にとっても鉄路は必要であることを述べられました。

 どの首長さんも、年末の忙しい時期にもかかわらず時間を割いていただき、本当にありがたいことでした。


 共通して私からも話をさせていただいたのは、地域社会を維持・発展させていく努力が広がるもとで、鉄路をなくすことは逆行するし国の責任を果たす必要がある、ということです。

 さかのぼれば国鉄の分割・民営化の責任もあるし、今日的にも「地方創生」や観光振興の旗を振っているもとで、国が鉄路の維持を地方自治体だけに押し付けるというのでは矛盾しています。

 そもそもリニア整備新幹線にはドン!と財政投融資をしながら、それから見れば少ない金額のJR北海道の赤字分を、どうして支えられないのか。

 釧網線で言えば、先月、北見市から釧路市へ移動する機会があり乗車しました。

 ちょうど夕方に北見市→網走市と走る時間帯だったので、高校生が車両いっぱいに乗車していました。

 部活帰りの会話も聞こえるし、参考書を読んでいる高校生もいるし、何だか青春の1ページを見ているようでまぶしかったです。

 今日のような荒天の日にはバスの運転も大変なわけで、彼らの貴重な移動時間を失くすわけにはいかないなと感じていました。

 来年は今年以上に、鉄路の問題が本格的に政治課題となっていくでしょう。

 鉄路をまもる先頭にたって、私も力を尽くしたい。

 美幌町では林業が盛んということもあり、森林組合さんにもお邪魔しました。

 コアドライ(芯持ち角材)と言いまして、道立試験場とも連携した新しい乾燥材の使用認定を美幌町森林組合が受けたのです。

 その話を皮切りに、国土保全としての役割、作業事故をなくす努力、若手の活躍(何と工場では平均年齢32歳!)の現状を聞いて、国が本腰を入れれば地域の経済や雇用を支える力になるのだと実感しました。

 現場から学ぶことって、本当に大きいですね。

 明日は北見市での懇談からスタートです!

 【今日の句】 斜里岳が 励ましてるよに どっしりと

2017年12月25日月曜日

新たな気持ちで

 今日の記者会見で、2019年参院選・北海道選挙区(定数3)から立候補することを発表しました。よろしくお願いします。

 決意した理由は、1つに安倍政権の憲法9条改悪を止めること、2つに道民のくらしと経済、地域社会を守り発展させること--前職の経験を生かして取り組んでいきたいからです。

 私自身の思いでいえば、子どもたちが安心して成長できる日本と北海道に、どうしても変えたい。


今も2人の子どもを育て、中学校教諭も経験した者として、子どもの貧困や虐げられる現状には胸が痛みます。

 そのなかで、国は社会保障を削減し、競争主義と管理主義の教育をすすめ、平和憲法まで壊そうとしている。

 これで黙っているわけにはいきません。

 安倍政権に、好き勝手なことはさせない。 

 前回2回の道選挙区は森つねとさんが立候補し、日本共産党の「第3の躍進」と「市民と野党の共闘」の時代を引っ張ってこられました。

 今年の総選挙で「共闘」は成果をあげて、安倍政権は客観的に追い込まれています。

 今度の参院選の前にでも、早く安倍政治を終わらせよう。

 公正で、あたたかく、一歩ずつ国民合意を大事にする政治を取り戻そう。

 おおもとには憲法を。

 1年半かけて多くの方とも語り合って、次なるたたかいに挑みます。

 朝の宣伝のときには晴れ間もあったのに、どんどん天候が悪くなって、今日のうちに網走市まで来れるか‥‥と思いましたが、天は味方してくださいました。

 明日は網走市長さんとの懇談に、斜里町と美幌町にもうかがいます!

 【今日の句】 選挙まで 待たず総理も 変えたいし

2017年12月24日日曜日

思い出はパイナップルボート

 荒天模様のなかでサンタさんは無事に来れるのか‥‥私も明日のうちに網走市まで行けるかどうか‥‥。

 ちょうど昨年の今の時期、北海道は暴風雪のため新千歳空港を中心に大混乱しました。

 冬だから風雪は仕方ないとはいえ、被害が出ないように祈るしかないですね。

 そういうわけで明日からの出張もあり、我が家は今夜がクリスマスパーティー。

 いや、パーティーというほどでもなく、焼いたチキンを食べるようなものですが。

 自分が小さいころは、どんなクリスマスだったか?‥‥あまり覚えていないのです。

 食堂を営んでいた両親はオードブルの仕出しもしていたのですが、それがクリスマスだったか年末だったか‥‥。

 記憶が鮮明なのは果物を生クリームで混ぜて、くりぬいたパイナップルに詰める「パイナップルボート」。

 子どもって生クリームが好きなんですよね。

 入っていたのはパイナップル、イチゴ、リンゴ、ミカン(缶詰)だったかな。

 仕出しで出す分を多くつくって、我が家分にして食べていた記憶があります。

 サービス業や公務などがお仕事のご家庭では、クリスマスも年末年始も働きづめという方もいるかもしれません。

 そういう方々に支えられている社会、ということを忘れず。

 誰もが等しく幸せなクリスマスとなりますように。

 【今日の句】 子どもらの ドキドキ感も 微笑まし