2018年3月22日木曜日

今こそ変えるとき

 今日と明日は函館市での活動です。本間かつみ道議予定候補と懇談や「つどい」などにとりくみ、どこでも率直な意見交換ができました。

 今年は雪が多かった函館市ですが、この間の高気温ですっかり溶けてしまった市内。あいにく冷たい雨に当たった1日でしたが、熱がこもった話し合いとなりました。

 写真は函館漁協で、ちょうど今日は事務所に来られていた瀧川久市組合長さんと、渡部保光専務さんとイカ不漁などを中心に懇談‥‥と思っていたのですが、開口一番「この間の大間原発の判決は何だったんだ」と組合長さん。
 「(事故が起きたら)大間から風にのって、函館市内まで1時間なんだよ」と放射能被害の心配を口にされ、まさに「オール函館」で大間原発の建設凍結・中止を求めていたんだということを再確認しました。

 その後はイカ不漁の状況、経営を支えるため経由などの免税措置、漁業権の開放問題、プレジャーボートとの共存などなど、本当に幅広いテーマでの懇談となりました。

 私からは、国の水産予算が少なすぎることとあわせて、第一次産業を国がないがしろにするから子どもへ自信をもって継がせられないし、後継者も不安を覚えることになると強調しました。

 安倍政権のもとではITや金融などが「花形産業」に見えるなか、地方経済を支える第一次産業や中小企業は、なかなか展望が見えないのが現状です。しかし、間違いなく地域社会を支えている第一次産業と関連中小企業こそ「花形」と国が位置づけることで、意欲ある若者たちも励まされるし、新しい意欲も湧いてくると思うのです。そのような政治にしてほしいと、組合長さんの言葉の端々からも、私は感じたのでした。

 その後は実際にイカ漁に出ている漁師さんを訪問すると、「加工業者とともに私たち漁業者を支えてほしいよ」と率直な言葉。新しいエンジンを補助する仕組みがありますが予算が少ないため順番待ちという現状とともに、資源保護の重要性と関連して、ここでもプレジャーボートでの共存について具体的な話をうかがいました。正直に言って問題意識になかった分野なので、しっかり調べてみたいと思います。

 夜は亀田福祉センターでの「つどい」ですが、聞くと3月末をもって建て替え工事へ移るとのこと。このセンターでは何度も演説会や「赤旗まつり」などで訪れたために、この建物では最後の集まりになると思うと何だか感慨もひとしおです。

 市戸ゆたか市議が司会をされ本間さんのあいさつの後に、私から森友問題を中心に約25分の報告。その後は次から次へと「北海道の野党共闘の現状は」「18歳選挙権が始まったもとで、どう若者たちと接するの」「籠池氏の留置は長すぎるのでは」などなど、あっという間に時間が過ぎるほどの熱気でした。

 それだけみなさん言いたいことがあるし、何としても安倍政権を変えたいという思いが充満しているということなんですよね。

 明日も漁協さんとの懇談や「つどい」、街頭宣伝などで市内をかけまわります。

 【今日の句】この海を 守り続けた 声重く

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