2018年3月28日水曜日

この積み重ねを強みに

 今日は手稲区キャラバンで街頭宣伝を中心に、手稲区の市民の会のみなさんとも初懇談。課題も展望も勇気も生まれる懇談でした。

 終日、佐々木明美市議予定候補と行動。佐々木さんは今朝の手稲駅スタンディングから動きっぱなし。「もう昨日の証人喚問から怒りっぱなし!」との言葉は、私もおんなじです。

 計5ヵ所で宣伝しましたが、足を止めて話を聞く方、手を挙げて応える方、どこもかしこも「昨日の証人喚問では、何も明らかになっていない」という怒りの思いが伝わります。予算成立も契機に幕引きをはかる政府・与党を、世論の力で追い込んでいく活動を強めたいとマイクを握りながら実感しました。

 市民の会のみなさんとは、手稲区での署名・宣伝行動やSNSを通じた交流はあっても、面を顔を合わせて話し合う機会は実は初めてでした。少し緊張しましたが、そこは「安倍政治を変えたい」という思いを持っている仲間同士。すぐ率直な意見交換となりました。

 「破防法適用団体とされた閣議決定に、どう対抗していくか」「自衛隊の解消について『国民の総意』というのはわかるが、党としての主体的な表明はどうするのか。そのストーリーを示すのが大事では」「党を丸ごと理解してもらう活動は、共闘の立場で言えば『ひいて』しまう。そこまで求めていないなかで共闘をどう考えるか」などなど言葉で書くときつい印象を受けますが、互いに率直な意見交換を求めたからこその質問を出していただきました。予定の時間を超えるほどの真剣な議論となりました。

 いま進めている共闘は、安倍政権のもとで壊された立憲主義・民主主義・平和主義を取り戻すためで、私流には「マイナスからゼロへ戻す共闘」だと思います。同時に、新しい政治を願う方にとっては「ゼロからプラスへ進む共闘」=自衛隊や安全保障、経済や原発などの国政の基本課題での明確な表明や道筋を求めているんですね。どのような政権の枠組みになるかは情勢次第ですが、党として当面のめざす社会像を多くの方に知っていただくことが大事なのかと思いました。

 あわせて、比例選挙は政党名を書いていただく仕組みなので、日本共産党の歴史や党名について一定程度を多くの方に知っていただく必要もあります。腹十分目まで理解されなくても、腹六分目ぐらいは理解してほしいのです。それは私たちも、他党や市民のみなさんとの一致点を築く場合でも同じだと思います。

 そして、やっぱり最後は今の森友文書改ざんにかかわって「世論を高めるために、お互いにどうするか」という話にも。連日スタンディングなどされているみなさんですが、「まだ止められないなぁ」と笑いながら懇談を締めました。ともあれ、このような積み重ねが新しい政治への土台になっていくことを私は確信しています。粘り強い活動の積み重ねこそ強いものはない、からです。

 明日は当別町へ。町役場や農業関係団体などを訪問します。

 【今日の句】友人は 本音を通じて できるもの

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