2018年3月8日木曜日

国権の最高機関を軽く見るな

 毎日新聞の夕刊に、他の森友関連文書にも「本件の特殊性」「学園に価格提示」と!(でも北海道では夕刊が発行されていない‥‥)

 野党6党は院内集会を開いて、結束を固めました。

 だって与党も含めて求めた資料を改ざんした疑惑なんだから、国会を冒とく・蹂躙するものだし、与党だって本来は怒るべきものです。

 そうでなければ、自分たちの議席はそんな軽いもの、ということになりはしないのか。

 自分たちは行政をチェックしないと言ってるに等しいのではないのか。

 財務省は、もう原本を出すべきです。

 国政調査権は、軽いものではないのです。

 文書が正しいかわからないのに、質問もできるはずがない。

 参院予算委員会が強行されていますが、審議の前提が欠けているのではないのですか。

 それでいながら自民党は、改憲論議だけは着々と進めているようです。

 憲法を守れずして、何が改憲なのでしょう。

 書きながら怒りも湧いてくる感じですが、今日は「国際女性デー」で、その全道集会が開かれて来賓として一言あいさつ。

 記念講演は「日本の教育はどこへゆく」と題して、前文科省事務次官の前川喜平さんがたっぷり語られました。

 会場はいっぱいになり、ロビーで聞かざるを得ない方も続出。

 前川さんは学習権保障の意義や、2006年に改定(改悪)された教育基本法の影響などを具体的に紹介し、教育へ政治介入できる現状に強い危機感を示されました。

 最後に、現職教員に対して「文科省に忖度しないようにと話してます」と結んだあたりはさすがでした。

 事務次官だった前川さんの話を、いちど国会議員を経験した身として聞くと、とても興味深い内容もありました。

 ともかくも、すべての子どもたちにひとしく学べる環境を!

 【今日の句】ごまかしは 大破綻への 導火線

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