2018年4月18日水曜日

どこでも安倍政治に疑念の目

 釧路市内での朝宣伝から、やちぼうずを横目に鶴居村・弟子屈町へ向かい「つどい」や懇談をおこない、根室市まで到着しました。

 「やちぼうず」とは、湿原に生えるスゲ類が株ごと地面から持ち上がる現象です。こちらでは春の風物詩と言えます。とはいえ朝の釧路は霧も出て肌寒く、本格的な春はこれからという状況でした。

 鶴居村には宣伝で来ることがあっても、昨日の標津町同様に住民のみなさんとじっくり話し合える場は持てていませんでしたので楽しみに来ました。お宅を貸してくださった柏木さんは、私が釧路で合唱団にいた時の「合唱団応援団長」だった方でもあります。すてきなご自宅に心が和みました。

 とはいえ国政の現状は心が和むどころか荒むような毎日で、今日も財務次官が辞任するなど、目まぐるしく毎日の状況が変わっています。その後の弟子屈町の「つどい」でも「テレビで同じような報道ばかりで、いいかげん何で明らかにならないのかと腹が立つ」と話があって、国民の目から見てあきれるというか、通り越してあきらめもあるという話も出されました。

 確かに私も話していてイヤになります。とはいえ、ここであきらめたら安倍政権は逃げ切ってしまう。民主主義が壊れていきます。「安倍首相の後に誰がいる、との話になるよ」との質問には、今は暴走運転をしている安倍首相を変えることが最優先で、同時に野党共闘で新しい政治の姿が見えるようにしていきたいと私は話しています。

 とにかく閉塞感は、これまで以上に強まっているように思います。その打開の方向を話し合える場にしていきたいな、と今日はつくづく感じました。

 弟子屈町では町役場で徳永哲雄町長さん、JA摩周湖では川口覚組合長さんなどとも懇談させていただきました。徳永町長さんは「福祉のことなど(日本共産党の)小川町議の意見を受け止めてきました。いい意見は、すべて取り入れなければ町は良くなりません」と話されたことが印象的でした。川口組合長さんからは、大規模だけでなく中小の家族農協も成り立つような農政の重要性が話されました。

 そう考えると、今の国政の現状が本当に「何をしてるのか!」と思えます。首相や昭恵夫人、他の関係者が真相を述べれば解決していくことなのに隠し続けるのは、やましいことがあるからに違いないでしょう。多くの国民が疑念を持って安倍政権を見ていることを、政府・与党はよく知るべきです。

 根室市に着いてからは加工・運輸など地域の現状をお聞きしました。明日は市役所や千島連盟のみなさんとの懇談もありますので、明日にまとめて書きたいと思います。

 【今日の句】教育に 悪い方々 テレビ出て

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