2018年3月23日金曜日

函館の街頭の反応も熱い

 戦争を体験された方は「憲法を変えてはならない」、別の方は「早く安倍政権を終らせて」--函館市での「つどい」の1コマです。

 今日も本間かつみ道議予定候補と終日活動で、写真は旭岡地域での「つどい」。紺谷よしたか市議も同席しました。そのなかで冒頭のような意見が出されました。

 次から次へと安倍政権への不満や怒りの声が続くのですが、同時に「共産党が伸びるような共闘は、どうしたらいいのか」という質問も。私からは沖縄での活動をあげて、一致点での活動を大事にすることとあわせて、日本共産党が政治を大元から変える道筋を粘り強く示してきたことで信頼を広げていることを紹介しました。

 「安倍首相に質問して緊張しなかったのか」という質問もあって、どちらかと言うとテレビ中継されることのほうが緊張すると答えました。質問はこちらが議論の土俵をつくれますし、事前に政府の言い分をしっかり押さえているので、事前の準備ができれば自信を持って臨むことができます。とはいえ何が起こるかわからないわけで、そこで戸惑う様子がテレビに映ってしまうことの方が心配なんですね。

 とはいえ、現場の声をふまえている日本共産党だからこそ、安倍首相が何を言おうと負けずに論戦に挑めるわけです。だから安心して、再び私を国会で働かせて--との話に、みなさん笑顔で応えてくださったことが嬉しいことでした。

 街頭宣伝には市戸ゆたか市議も合流し、どこでも立ち止まって聞いてくれる方や、若い人たちが手を振ってくれる姿が必ずあったことは驚きでした。漁協なども訪問して聞いてきた地域の課題も含めて、くらしや地域の立て直しについて触れたことも興味を引いてくれたのならありがたい。

 先ほど札幌の自宅に戻ってきたら注文していた息子の学習机が届いていて、思わず「お~」と声をあげてしまいました。娘の卒業と入れ替わり、4月から小学校に入るのです。何だか私までウキウキしてきます。

 【今日の句】朝ドラも今日は 出征だったよな 

2018年3月22日木曜日

今こそ変えるとき

 今日と明日は函館市での活動です。本間かつみ道議予定候補と懇談や「つどい」などにとりくみ、どこでも率直な意見交換ができました。

 今年は雪が多かった函館市ですが、この間の高気温ですっかり溶けてしまった市内。あいにく冷たい雨に当たった1日でしたが、熱がこもった話し合いとなりました。

 写真は函館漁協で、ちょうど今日は事務所に来られていた瀧川久市組合長さんと、渡部保光専務さんとイカ不漁などを中心に懇談‥‥と思っていたのですが、開口一番「この間の大間原発の判決は何だったんだ」と組合長さん。
 「(事故が起きたら)大間から風にのって、函館市内まで1時間なんだよ」と放射能被害の心配を口にされ、まさに「オール函館」で大間原発の建設凍結・中止を求めていたんだということを再確認しました。

 その後はイカ不漁の状況、経営を支えるため経由などの免税措置、漁業権の開放問題、プレジャーボートとの共存などなど、本当に幅広いテーマでの懇談となりました。

 私からは、国の水産予算が少なすぎることとあわせて、第一次産業を国がないがしろにするから子どもへ自信をもって継がせられないし、後継者も不安を覚えることになると強調しました。

 安倍政権のもとではITや金融などが「花形産業」に見えるなか、地方経済を支える第一次産業や中小企業は、なかなか展望が見えないのが現状です。しかし、間違いなく地域社会を支えている第一次産業と関連中小企業こそ「花形」と国が位置づけることで、意欲ある若者たちも励まされるし、新しい意欲も湧いてくると思うのです。そのような政治にしてほしいと、組合長さんの言葉の端々からも、私は感じたのでした。

 その後は実際にイカ漁に出ている漁師さんを訪問すると、「加工業者とともに私たち漁業者を支えてほしいよ」と率直な言葉。新しいエンジンを補助する仕組みがありますが予算が少ないため順番待ちという現状とともに、資源保護の重要性と関連して、ここでもプレジャーボートでの共存について具体的な話をうかがいました。正直に言って問題意識になかった分野なので、しっかり調べてみたいと思います。

 夜は亀田福祉センターでの「つどい」ですが、聞くと3月末をもって建て替え工事へ移るとのこと。このセンターでは何度も演説会や「赤旗まつり」などで訪れたために、この建物では最後の集まりになると思うと何だか感慨もひとしおです。

 市戸ゆたか市議が司会をされ本間さんのあいさつの後に、私から森友問題を中心に約25分の報告。その後は次から次へと「北海道の野党共闘の現状は」「18歳選挙権が始まったもとで、どう若者たちと接するの」「籠池氏の留置は長すぎるのでは」などなど、あっという間に時間が過ぎるほどの熱気でした。

 それだけみなさん言いたいことがあるし、何としても安倍政権を変えたいという思いが充満しているということなんですよね。

 明日も漁協さんとの懇談や「つどい」、街頭宣伝などで市内をかけまわります。

 【今日の句】この海を 守り続けた 声重く

2018年3月20日火曜日

君の馬車を星につなげ

 今日は娘の小学校卒業式、月日が経つのは早いですね。旅立ちに送りたいのが、標題のエマーソンの言葉です。

 米国の哲学者だったラルフ・ウォルド・エマーソンの言葉で、原文は Hitch your wagon to a star

 私が知ったのは、確か大学生のときでした。

 馬車とは、人生の荷物を積み込んで進むもの。

 しかし、ここでの wagon は、馬につなぐのではなく星につなげ、と。

 星という、天空に見える悠久の存在へつなぐように、大きな理想や夢をもって進もう、という意味だったと思います。

 表現とスケールの大きさが心に残り、私の人生のいろんな場面でも励ましてくれた言葉でもあります。

 今日は、この言葉を娘に、また同じ日に卒業して羽ばたくすべての子どもたちに送りたい。

 誰もが同じ命をもった存在で、誰もが人生を決めるのは自分自身。

 そして誰もが、悩みや迷い、社会の不条理、ケガや障がい、突発的な災いなどに直面することもあります。

 それでも、あなたの人生はあなたのもの。

 親やまわりの大人は、それを後押ししてくれるでしょう。

 だから、君の馬車を星につなげ。

 明日は学童保育所の卒所式、日曜日は下の子の保育園卒園式もあります。

 子どもたちが小さい時に撮った写真を見て、ああ私は今よりやせていたんだな‥‥と気づくこの時期でもありました‥‥。

 【今日の句】チラチラと 降った雪さえ 喜ばし

2018年3月19日月曜日

記載された事実に意味がある

 森友文書に安倍昭恵氏の名前が出てくるのは「総理夫人だから」--小池議員の質問に太田理財局長が答弁!

 その瞬間、委員会室から「お~」というどよめきの声が、テレビを通じて聞こえてきました。

 行政は、総理夫人の言動・行動も見ているし、それを記録するほどの影響力がある、ということになるのではないか。

 安倍首相はしきりに文書全体を見れば関与していないし、書かれている部分も一部と答弁し続けました。

 しかし重要なことは、書かれた箇所の分量ではなく、書かれたこと自体の意味でしょう。

 昭恵氏が関与していれば、総理の「自分や妻がかかわっていたら、総理大臣も議員も辞める」という答弁どおりにしなければならない。

 だから国会へ出すときには削除したのではないのか!

 だから改ざんは、昨年2月17日の総理答弁後となったのではないか!

 役人が罪を承知で改ざんすることは考えにくく、政治的背景を解明することこそ必要です。

 佐川氏や昭恵氏の証人喚問は絶対に欠かせないのに、参院予算委員会で今日の議決はなされませんでした。

 与党などは、真相解明に背を向ける気なのか。

 行政府をチェックする国会として、当然のことではないのか。

 今日の自民党議員の質問では、太田理財局長へ「安倍政権をおとしめるために変な答弁をしてるのか」とチェックの意味をはき違えている、あまりにひどい恫喝的な質問までありました。

 このままでは本当に国の姿が壊れていく!

 朝には宣伝、夜には総がかり実行委員会の集会とデモで「真相究明」「内閣総辞職」を参加者みんなで訴え。

 その後もユニキタの抗議行動に参加。

 とにかく怒りが高まって、もうこんな安倍政権はイヤだ!

 -1℃とは思えないほどの寒さでしたが参加された方の思いも熱いし、デタラメは絶対に許さないという決意の声も聞かれました。

 それにしても安倍首相は、いつまでごまかし続ける気なのか。

 そんなごまかし、もう通用しないぞと、国民の側から突きつけたい!

 【今日の句】行政も土地も あなたのものじゃない

2018年3月18日日曜日

北見でも怒っているぞ

 4人はみ出しの激戦・北見市議選の応援へ。日本共産党3議席へ前進で市民要求実現と、北見から安倍政権NOの審判を!

 実績抜群の菊池ごういち候補、市民の頼れる相談相手のくまがい裕候補、そして母と子・お年寄りの声を届ける桜井ゆみこ候補というベストチーム。

 市民生活が苦しくなるもとで水道料金が今後20%も最大で上げられ、市民目線で活動する議員が望まれています。

 これまでも国保料1万円引き下げや市営住宅の家賃減免などの実績をあげてきた2人の議席が、もう1人増えれば必ず市政が変わります。

 議案提案権も持てるし、正式な会派となり発言力も増します。

 あわせて森友文書改ざんという前代未聞の事態に、北見から怒りの声をあげるなら日本共産党の躍進で!と私からも力を込めて訴えました。

 何度も来ている北見市ですが、驚いたのは通って行く車から手を振る方の多いこと!

 でたらめは許さない、大きなうねりになってきていると実感しました。

 報道機関の世論調査も発表され始め、内閣支持率が急降下。

 これだけ憲法や民主主義を踏みにじった安倍政権。

 真相究明を通じて、内閣総辞職を!

 【今日の句】オホーツクブルーの青空 政治にも