2016年12月9日金曜日

TPP審議状況(採決へ)

 通称「アイヌ議連」の総会に始まり、夜は石巻市に来ました。一方で参議院では、TPP協定・関連法案の可決だなんて!

 前にも書きましたが、TPP批准は、安倍総理が「今後の貿易の基準になるもの」という主旨の答弁があるように、TPPが発効しなくても「国際公約」としてのメッセージとなるでしょう。

 つまり、その後の交渉はTPP以上の譲歩を可能とするということ。

 今日は外務省から日EU・EPAの現状についても聞き取り、乳製品など北海道の農産物と競合するだけに交渉の現状を聞きたかったわけですが、TPP同様「交渉中なので話せません」とのこと。

 日本が「草刈り場」のごとく外国から市場開放を迫られているのなら、歯止めが必要であるはず。

 日本共産党だからタブーなく発信できるので、来週にセットされた農林水産委員会でも、反映できることは反映していきたい。

 今日でTPPは一区切りなのでしょうが、くらしと経済にかかわる問題としては今後のたたかいも重要になると思います。

 来客・要請などもあり結局1日バタバタしっぱなしでしたが、現場の声を反映する質問づくりに力を尽くしたい。

 【今日の句】 TPP どこの線路も 行き場なし

2016年12月8日木曜日

現場の実態は重い

 今日は震災復興特別委員会からスタート。高橋千鶴子議員が福島第1・第2原発問題を取り上げました。

 東電副社長に安全対策を、特に「人」こそ廃炉にも賠償にも大切で、柏崎刈羽原発の再稼働をせずに廃炉作業へ人を集中せよと迫りました。

 それにしても政府も東電も、いまだ第2原発の廃炉を公言しないというのは、県民の声を何だと思っているのか。

 原発を稼働させて利益を出して、それを廃炉や賠償費用にあてるというのであれば、そもそもの考え方からあらためるべきではないのですか。

 その後、私は畜産・酪農の調査で北海道十勝地方へ。

 国会があるので日帰りですが、来週にでも加工原料乳生産者補給金の単価が決まる見通しのため農林水産委員会の質疑が見込まれているのに合わせて、質問準備のためです(佐々木とし子・衆院道11区予定候補もいっしょでした)。

 農業団体とともに、実際に酪農を営む方からも経営の実態をうかがいました。

 ちょうど22歳のヘルパーさんも来ていて、聞けば「いろんな方に会えて勉強になります」と。

 いつか自立するのかな、と聞いたら「でも大変そうですし、自分にできるかな‥‥」とも。

 牛という生き物を相手に365日を過ごす酪農の現場では、このような思いがあふれているんですよね。

 聞いてきた実態は、何としても質問にも反映させていきたい。

 このような日程でしたので、今日のTPPやカジノ、年金など国会での審議状況や明日以降の見込みがわかりませんが、報道によればTPPは委員長職権で締めくくり質疑の後に採決へ進むとのこと。

 明日でTPP協定は自然承認となるとはいえ、関連法案も含めて審議は必要ですし、撤退こそ!

 【今日の句】 風上に 置いたら危ない 総理かな

2016年12月7日水曜日

総理に余裕なし?

 畜産・酪農、鳥インフルエンザ対策などで農水省から聞き取りもし、院内集会や「みわちゃんねる」出演などの1日。実は党首討論の時間は‥‥。

 写真の全国食健連「グリーンウェーブ中央集結行動」で、国会報告をしていたため内容がわからないのです(これからインターネット中継を見直します)。

 伝え聞く話になりますが、安倍首相は指摘されたことをそらしたり、時間稼ぎのような長い発言だったとか。

 この1週間だけ振り返っても、安倍首相が次々と手を打っている(カジノ解禁法案の採決、真珠湾への訪問などなど)のでは?、と「みわちゃんねる」でも話題になり、私からは安倍首相の焦りではないかと指摘しました。

 アベノミクスの「1丁目1番地」と言っていたTPPは頓挫し、ロシアとの首脳会談でも目立った成果が出ない可能性があると言われるなか、首相なりの「成果」をつくりたいのでしょう。

 しかし、それはカジノ解禁法案のように、国民にとって悪法であるのですからとんでもない。

 TPP・年金・カジノなど重要問題の審議は参議院に移っていますが、衆議院の私も明日は震災復興特別委員会(質問は高橋千鶴子議員!)、来週には加工原料乳生産者補給金の単価などを決める時期を前にした農林水産委員会も開かれる見通しで、農水省からのレクや、明日も日帰りで調査に行く予定で結構あわただしい。

 あまり知られない仕事に、党の後援会ニュースや各団体発行物での新年あいさつ原稿書き(もう、そんな時期だったとは!)などもあるんですよ。

 なかなか北海道の各地へ行けないので、伝わるメッセージには気を使いたく、うーんうーんと考えながらパソコンにも向かっています。

 そういうわけで、明日もバタバタとしながらがんばります。

 【今日の句】 総理から 見えるは焦りの 色ばかり

2016年12月6日火曜日

TPP審議状況(12/6)

 今日の参院TPP特別委員会は、食の安全をテーマに参考人質疑。その後の理事懇談会で採決に向けた提案が!

 まず今日の参考人質疑ですが、以下の3人の方が意見陳述されました。

 ●今村知明さん(公立大学法人奈良県立医科大学 公衆衛生学講座教授)
 ●中村幹雄さん(鈴鹿医療科学大学 薬学部客員教授)
 ●天笠啓祐さん(特定非営利活動法人 日本消費者連盟共同代表)

 衆議院本会議や打ち合わせなどで、陳述や質疑の内容を私も聞けていないのですが、こちらから見ることができますので、ぜひご覧ください。

 委員会後の理事懇談会ですが、まず合意されたのは8日(木)午後から総理出席の集中審議(NHK中継あり)。

 合わせて与党から、9日(金)午前に締め括り総括質疑と採決の提案があったとのこと。

 これは合意とならず、与党・野党の筆頭(自民・民進)協議に話し合いは移っています。

 関税の原則撤廃、非関税障壁の撤廃=延々と続く規制緩和、ISDS条項など、問題点が審議のなかで浮き彫りになりました。

 米大統領選挙を転機に、安倍首相はTPP批准の意義は「日本の今後の貿易での基準」となるべくものだと言い始めましたが、譲歩を重ねたTPP協定が「最低基準」となることは重大です。

 協定は「30日ルール」で自然承認となるも、関連法案は採決が必要です。

 この中身を見れば、到底批准など認めるわけにはいきません。

 国会で、さらに重大問題化してきたのがIR法案=カジノ解禁法案。

 衆議院本会議で採決がありましたが、民進・社民・自由が退席、公明は自主投票で賛成22・反対11(欠席2)と別れ、自民・維新が賛成(自民からは退席者あり)、日本共産党は反対。

 賭博が経済対策となり、ギャンブル依存症対策に負けた「不幸」の原資を充てるとは、まさに「退廃の極み」(穀田恵二・国対委員長)!

 内閣委員会は結局、与野党の合意なく職権で委員会が開かれて採決まで進んだわけですから、あまりに異常すぎるし、乱暴すぎる。

 昨年の安保法案=戦争法案の強行採決もひどかったけど、今国会は委員会運営にまで乱暴さが拡大しています。

 引き続き参議院での論戦とたたかいになりますが、やっぱり安倍政権を早く終わらせないと!

 【今日の句】 亡国へ TPPでも カジノでも

2016年12月5日月曜日

TPP審議状況(12/5)

 参議院では集中審議、私は東京農工大でTPP「つどい」へ。知れば知るほど、やっぱり批准に疑問あり!なのです。

 参議院TPP特別委員会で、日本共産党からは辰巳孝太郎議員が「民泊」をテーマに質問しました。

 以前の「続編」で、拠点設置義務のないTPPゆえに進出企業がその国内で責任が問われても、対応する拠点(支店をイメージしてもらえばいいでしょうか)がないため法に問うことができないのです。

 民泊では、日本国内で違法状態であるにもかかわらず、拠点がないため問題をただすことができません(例えば、ゴミの日をわからずに捨てていったり、住居人だけがカギを持っているマンションに自由に出入りできたり……)。

 しかも、拠点を置かないことで、その国での租税まで問われずになるではないか。

 この解決に国際的な動きがあるのですが、どうも日本政府は後ろ向きのように見えます。

 問題点噴出のなか、農工大民青班の企画「どうなってるの? TPP」に参加し、国会情勢を中心に話しました。

 「遺伝子組み換え食品を認める必要はないのですか」というストレートな質問から、輸出が縮小することがないのかなど多彩な疑問が次々。

 こういう議論が、各地でおこなわれたらいいですね。

 特に若い感性を持つ学生だけに、真剣な議論をもっと交わしたい。

 主催した学生から「この間では一番多い参加者でした」との感想も嬉しいもの。

 必ず未来は変えられる!と実感できた1日でもありました。

 【今日の句】 矛盾だと 実は総理が 知りつつも

2016年12月3日土曜日

子どもとともに成長

 時間をいただいて、子どもの学習発表会(学芸会)を見に行くことができました。子どもの成長は早いですね。

 この臨時国会は、冒頭からSBS米の価格偽装問題やTPP特別委員会などで、文字どおり駆け抜けるような毎日でした。

 私の子どもだけでなく、クラスの子たちの顔を見るのも久しぶり。

 あらためて、子どもの成長は早いと実感です。

 早いといえば、私も四捨五入すれば(?)五十代に突入する年なんですよね‥‥。

 経験がもの言う政治の世界ではありますが、私は私らしく身の丈にあった形でがんばっていきたい。

 英気を養って、また明日からがんばります。

 【今日の句】 私にも どうりで白髪 見えたはず

2016年12月2日金曜日

カジノ法案は採決強行+TPP審議状況(12/2)

 現場にいましたが、とんでもない! たった2日の質疑で、カジノ法案を通すとは!

 今日の国会の焦点は、衆院内閣委員会でのカジノ法案。

 提出者は、しきりにIR(統合型リゾート)法案と言いますが、そのなかでカジノを解禁するわけですから、本質はカジノ推進法案です。

 法案の中身は問題ですが、審議の進め方がさらに異常でした。

 今日の、全国紙の社説を見てもそれがわかる。

 「読売」--「人の不幸を踏み台にするのか」

 「朝日」--「危うい賭博への暴走」

 「毎日」--「唐突な採決に反対する」

 「産経」--「懸念解消を先送りするな」

 賭博行為の解禁に否定的であり、慎重なものでも「およそ超党派の議員立法には似つかわしくない姿」(「産経」)と指摘するのも当然です。

 少し今日の内閣委員会を整理すると、委員会に先立つ理事会で、日本共産党・民進党は採決に反対を表明。

 公明党は党内協議のため賛否はハッキリしていなかったようですが、自民・維新は採決の流れ。

 委員長は「職権での採決」を形にしたくなかったのでしょう、質疑のあとに自民党から採決を求める動議を出す形で、採決に踏み切っていったのです。

 先立つ質疑では清水忠志議員が、反対討論には池内さおり議員が立ちました。

 ギャンブル依存の問題、経済政策としても成り立たないこと、大阪万博と関連させて公的支出となるのではないかなど、議論は尽きないほど論点があり、審議をするなら参考人質疑や公聴会をおこなうべきものです。

 採決は、民進党は抗議のうえ退席、公明党は自主投票、日本共産党は反対を表明しました。

 これまでの審議では時間が足りなかったから会期を延長するというのが一応の理由なのに、新規の法案を、しかも重大問題を含む法案を、さらに議員立法であるにもかかわらず、こんなに採決を急ぐだなんて「乱暴」の度を超えた国会運営!

 昼にTPP抗議集会に情勢報告へ行きましたが、このような国会運営も知らせて、何より強行採決の発端はTPPだったわけですから、週末にかけて政府・与党の横暴を多くの方に知らせてほしいと訴えました。

 そのTPP特別委員会は、「医療、保険制度、医薬品及び労働とTPP等」をテーマに参考人質疑。

 参考人は、▼遠藤久夫さん(学習院大学経済学部教授)、▼西尾正道さん(北海道がんセンター名誉院長、北海道医薬専門学校学校長)、▼醍醐聰さん(東京大学名誉教授)、の3人。

 詳しくはこちらから、ご覧ください。

 来週は、月曜日の午後に総理入りの集中審議(NHK中継あり)がおこなわれます。

 TPPはじめ、来週の国会は荒れるかもしれません。

 まず、TPPでは採決の提案が与党から出てくるでしょう。

 今日、参議院本会議で審議入りとなった「年金カット法案」も、来週の厚労委員会で強硬な運営がされるようなことがあってはなりません。

 さらに、衆議院ではカジノ法案をめぐって本会議が、そこで強行に突破したとして、そう簡単に参議院で審議に入れるのでしょうか。

 いずれも徹底審議のうえに廃案というのが日本共産党の立場ですが、これだけ国会のルールや与野党合意を無視して暴走する国会運営には厳しく向かわなければいけません。

 そもそも悪法強行のための会期延長だなんて、到底許されない!

 このような流れのなかにTPPもあるわけですので、私も知りえた国会情勢はブログでお知らせします。

 政府・与党の加速する暴走のひどさを、ぜひ多くの方に知らせてください。

 国会では、日本共産党議員団も団結してがんばりますし、野党の共闘も粘り強く続けていきます。

 【今日の句】 暴走が 横暴となる 安倍政権