2011年1月22日土曜日

札幌白石区から滝川市へ

 1~2月の週末は、道内各地で「党と後援会の新春のつどい」「地方選挙・予定候補者の事務所びらき」「演説会」などが続きます。今日は、札幌市白石区・伊藤りち子市議の事務所びらきと、滝川市の「新春のつどい」に足を運びました。

 伊藤市議の事務所びらきは、劇団一揆による「南中ソーラン」がオープニング。

 元気な踊りに励まされましたが、残念なことにカメラを忘れた私!

 ブログで各予定候補は必ず写真をアップしようとも思ってたのに‥‥伊藤りち子さん、ごめんなさい!

 地下鉄可動柵や菊水駅エレベーターの設置はじめ、とにかく市民の声によく耳を傾け、市民にも行政にも「とにかく誠実」(井上ひさ子市議団長の弁)に活動する伊藤市議。

 私からも、ともに全力あげて頑張る旨をあいさつして中座し、滝川市へ向かいました。

 滝川市は、現職の清水まさと市議に、現職との交代で新人のあおやなぎ省三さんが立候補し、2議席確保をめざします。

 滝川市は、生活保護の不正受給事件など、市の行政態度が厳しく問われる状態が続いてきました。

 どの問題でも、あいまいにしないで議会で追及してきたのは、日本共産党議員団だけでした。

 「財政難」を理由に、どの町でも福祉・くらし関連予算が縮小・廃止などが進んでいます。

 不正やムダ使いをキチンとただすのが、議員としての第一の役割だと思います。

 「何としても2人の議席を!」との思いが、あふれる「つどい」でした。

 今日のうちに稚内まで行くために、ここでも中座‥‥する時に「列車で食べて」と、用意していたおにぎりなどを「お弁当」としていただきました。

 下味のしっかりついたザンギ、じっくり煮込んで味の凍みた煮しめ、手作りポテトサラダ‥‥けっこう多い量でしたが、おいしくて嬉しくて全部食べてしまいました。

 こうやって党員・後援会員・支持者のみなさんに、支えてもらっていることは本当にありがたい、ですよね。感謝!

 【今日の句】 ほおばった 米も心に 沁みてくる

2011年1月21日金曜日

道開発局と北海道へ要請

 豪雪による被害・交通障害などが相次いでいることで、道開発局と北海道に対する要請をおこないました。花岡ユリ子道議に菊地よう子道議予定候補(小樽市)・金倉まさとし道議予定候補(札幌東区)、国会議員団道事務所から宮内聡・岡ちはるの2人、そして私も参加と大人数となりました。

 道開発局では「予算が削減されているのは事実」としながら、特に交通渋滞がひどい岩見沢市・江別市・札幌市を通る12号線の除排雪を計画的にすすめると回答。

 菊地さんから、5号線の状況を写真入りで訴え、寿都町の住民からも直接党本部にまで来たメールも紹介して、緊急・柔軟な対応を求めました。

 道では、危機対策管理局長が応対。

 緊急の要請のため具体的な回答はありませんでしたが、私からも栗山町・岩見沢市で調査したビニールハウス倒壊被害の実態、制度上の課題と支援が急がれる分野について述べました。

 事務所に戻ると、昼のニュースで「政府が自治体への豪雪被害支援を検討」と。

 大事なことは、被害に実態に見合っているかどうかです。

 だからこそ現場に入り、きちんと実態をふまえて私たちも発信しなければと思います。

 打ち合わせやデスクワークを済ませ、明日は滝川市・稚内市へ向かいます。

 【今日の句】 食卓は 農家の苦労で 成っている

2011年1月20日木曜日

伊波洋一さん講演会のお知らせ

 2月5日に小樽・苫小牧の各港へ、米艦船が入港予定であることが発表されています。

 札幌の雪祭りの時期に合わせて、毎年「親睦・交流」「船員の休暇」を理由に入港しています。

 「恒例行事」のように既成事実化することと合わせて、港を軍利用するうえでの訓練・調査とも言えます。

 沖縄には、閣僚が次々と足を運んでいるとか。

 アメリカの小間使いにも見え、この間の内閣の言動から「アメリカ追随の復活」とまで報じられてもいました。

 いったい、何のための政権交代だったのでしょう。

 素朴な疑問を、誰もが感じるのではないでしょうか。

 そこで、道安保破棄実行委員会・代表委員として私から、今日はお知らせを一つ。

 何と沖縄知事選候補だった伊波洋一さんが、北海道に講演に来ます!

 2月2日(水)18:30~ 共済ホール(札幌市北4西1 共済ビル6階)

 参加費として500円かかりますが、沖縄のたたかいは学ぶ価値あり!です。

 たくさんの方が足を運んでくださいますよう、よろしくお願いします。

 【今日の句】 アメリカの 傀儡ですか 菅首相

2011年1月19日水曜日

除排雪一つ取っても、国と地方の関係が問われる

 一昨日までの豪雪被害調査に合わせて、除排雪の深刻さが明らかになっていることから党として要請などを準備しています。

 報道にもありますが、歩道の雪山を1mほど残し気温上昇で溶けるのを待つ「カット除雪」とした国道でも(いや、だからこそ)、不満の声が高まっています。

 民主党政権のもとでの予算削減が現れた形ですが、それでも開発関連予算も違う形で使えば、ずいぶん解決できるのではとも思います。

 ここ何年かで、豪雨・豪雪が集中・局地型という特徴を帯びてきているように感じます。

 気候変動に関する部分もあるでしょうし、国のかたちが大きく変わる問題であるからこそ、きちんと体系的な政策を実行する必要があります。

 同時に、自然災害に対応する「政治的備え」も柔軟性が問われていると思います。

 いろんな準備や打ち合わせなどをしながら、国政と地方政治のあり方とを、やっぱり考えざるを得ません。

 道や市町村が機敏に対応した時に国が支援できる仕組みや、国の責任での「備え」を保障しておくやり方はできないものか。

 ‥‥と言いつつ、私も我が家の除雪には手をかけてません。というか、手をかける時間が取れないんです (^^;)

 我が家で車を出せないくらいは大した問題ではありませんが、落雪によって亡くなる方が出たり、救急車・消防車が通れない道があるのでは、やっぱり政治の力で解決しなければとの思いを強くします。

 【今日の句】 雪だけは タイガーマスクも 手に負えず

2011年1月18日火曜日

青年たちに希望の春を

 大卒就職内定者が68.8%で、96年以降で最低--就職の「超氷河期」状況の深刻さが発表されました。

 地域別では北海道・東北は69.9%で高めのようですが、それでもまだ3割が決定しないという状況は深刻だと思います。

 各紙を読むと、中小企業の求人があるにもかかわらず大企業志向が強いため、ミスマッチが起きているという指摘もあります。

 比較的、大企業が少ない北海道・東北地方の内定率が高いのは、そのため--とデータの裏付けにまでなっています。

 仮にそうだとしても、大企業の新規採用抑制に触れないでいいのでしょうか。

 派遣・請負・契約社員などへの置き換えが進み、しわ寄せは若い人たちへ--これが、この10数年間の事実だったと思います。

 その一方で、資本金10億円以上の大企業を中心に、内部留保が240兆円超え。

 それでも日本経団連は、春闘でもベースアップ交渉には応じないという、かたくなな姿勢を取っています(こちら)。

 就職できないのは自分の責任--いや、それは社会と政治の責任を隠すための言葉。

 青年たちに希望に満ちた春が来るように、私もがんばらないといけないと思いました。

 【今日の句】 外を見る また降る雪が 重く見え

2011年1月17日月曜日

栗山町・岩見沢市で豪雪被害調査

 昨日・今日と、豪雪でビニールハウスが倒壊している栗山町・岩見沢市へ向かいました。しかし今日も雪‥‥岩見沢まで着けるか心配でしたが、何とかたどり着くことができました。

 栗山町では重山雅世町議、岩見沢市では上田久司市議、山田やすひろ市議予定候補、富沢前市議と足を運びました。

 岩見沢市には、宮内聡国会議員団北海道事務所長もいっしょです。

 栗山町は、一昨日から50cm近くは降ったのではないか、という状況でした。

 うかがった2件の農家の方からは、聞いていて心が痛む話が続きます。

 「15年経ったハウスだから、共済でも3割ぐらいしか出ないかも」

 「2月末には玉ねぎの育苗をしないといけないので、撤去と建て直しをしないといけないが、毎日雪が続いたらそれもできない」

 「100mものハウスなので、資材の費用とあわせて10人くらいの人件費もかかる。1日5万円できかない」

 などなど、です。

 雪をハネてもハネても降り積もるため、間に合わなくて結局、つぶれてしまったのです。

 岩見沢市の方のハウスも、ご覧のように押しつぶされていました。

 農協や共済組合からも話を聞き、資材確保・資金繰りなどを急ぐことや、共済組合としても早期の支払い、また制度上の課題などもうかがいました。

 「埋蔵金」扱いされ、事業仕分けでも対象にされた共済ですが、こういう時の積立金であって、本当なら国こそ責任を負うべき内容でもあります。

 いずれにしても、時期が迫るなか雪も降り続き、資金も手立ても必要な農家は少なくありません。
 農協としても細かに状況把握と要望の取りまとめを急いでいるということでしたが、自治体もきちんと責任を負い、必要な対応を国としても検討に入るべきだと思います。

 栗山町の様子はこちらで赤旗でも報道しましたが、仁比そうへい前参院議員も松江市でこちらのように調査しており、一部の被害ではなく全国的に共通する課題であるからです。

 こういう時こそ、政治・行政の役割が問われると思います。

 【今日の句】 震災の 痛みも政府は 忘れずに

2011年1月16日日曜日

夕張市・赤平市の「新春のつどい」へ

 先週から降り続く豪雪で、石狩・空知管内でビニールハウス倒壊という被害が広がっています。午前中に栗山町の農家を訪れ、明日は岩見沢市に調査に行きます。これは、まとめて明日に書きますね。

 昼からは夕張市の新春のつどいへ。

 財政再生団体となり「市では何もできない」とばかりに、「何もしない市議会」と市民から批判も起きている夕張市。

 現市長が、何と市議に転進するという前代未聞の状況も生まれるほどですが、何より共産党議員がいないことで緊張感を失っているということではないでしょうか。

 前回、わずかな差で議席を失った、くまがい桂子予定候補の訴えも「市民の声を届けたい」という思いがあふれていました。

 夕張再生市民会議で「命のバトン」普及や、いっしょに政府や道へ何度も申し入れた行動力ある、くまがいさん。

 私からも「これからの夕張になくてはならない人」と、必ず市議会に送ってほしいと訴えました。

 その後、車で1時間45分かけて移動して赤平市へ。

 雪道のため時間に間に合うか心配でしたが、無事に最後のほうで滑り込み。

 赤平市は宍戸忠市議から、若い大道てるとしさんにバトンタッチ。

 大道さんは入党して間もなくの立候補表明ですが、明るく落ち着きのある立派な方です。

 支持者・後援会の方も、若い大道さんの立候補表明に喜んでくれていて、つどいも活気にあふれていました。

 菅内閣の、大企業優遇・アメリカ追随という態度がハッキリし、「地方主権改革」の名で地方切捨てが進められる恐れもあります。

 民主党議員総会などでも「新自由主義に戻るのか」と発言が出るほど。

 そういう時だからこそ、日本共産党の地方議員を増やしてほしいと心から思います。

 札幌への帰り道は高速道路もストップ、国道は大渋滞‥‥で予定の倍以上も時間がかかって到着でした。

 【今日の句】 舞う雪が 巨大な壁に なる道路