2011年2月26日土曜日

TPPへ怒り充満! 当別町での集会

 今日は札幌西区・山の手地域での演説会へ。宮内さとし知事予定候補と田中けいすけ市議予定候補に混ざって、私も弁士を務めました。

 演説会は、最後に質問・意見をお聞きする時間もあって、みなさんの声を聞きたいとも思っていたのですが残念ながら中座。当別町へ向かいました。

 向かった先は「TPP参加断固反対緊急総決起集会」。

 国会議員の都合がつかず、私が党代表として参加するためです。

 控え室では泉亭俊彦町長から、ていねいなごあいさつをいただき、私からも党としてTPP参加させずに頑張る決意を述べました。

 会場に入ると、センターいっぱいの方々! すごい熱気です。

 「TPP断固反対」「食料自給率50%を」「農業と雇用を守れ」など、プラカードも林立。

 実行委員会委員長の佐藤彰JA北石狩組合長のあいさつや、団体からの決意表明でも、危機感がヒシヒシと伝わります。

 民主・自民・公明からの政党あいさつに、共産党からは私があいさつ。

 議長さん・町長さんからも、断固反対の表明とともに「食料安保などの基本的課題に、きちんと各党が向き合ってほしい」との主旨も発言され、あらためて責任を感じました。

 自然に恵まれた条件ある日本で、何より北海道でも、基幹産業は第一次産業として据えるべきだと思います。

 同時に、それは食料不足となる世界情勢のもとで、さらに深い意義を持っています。

 単に「貿易の商品」としての農産物ではなく、国民の命を支える政治の責任として、第一級の政治課題とするべきです。

 WTO体制のもとでも、アメリカはじめ各国では価格支持政策が取られ、農家所得に占める政府補助の割合は、アメリカやEUの1/3というのが日本の現状です。ぜんぜん「過保護」ではありません。

 何より会場で私が感じたのは、今の国政への不満・閉塞感でした。

 もちろん、こういう時には日本共産党の「本気度」も試されます。

 TPPで一番困るのは、国民なのですから。

 国会・地方議会や国民運動の面でも、体をはって頑張るくらいの奮闘をしないといけないと、あらためて強く思いました。

 【今日の句】 居座りに 体を張ってる 指導者も(‥‥どの国?)

2011年2月25日金曜日

「子育て新システム」を問う議員懇談会は‥‥

 娘の保育園で、保育士・保護者が力をあわせて「地元市議会議員との懇談会」をおこないました。私も仕事の合間に急いで駆けつけて、保護者の立場で参加しました。

 参加予定は、日本共産党の伊藤りち子市議はじめ自民・公明市議の3氏。民主市議は欠席でした。

 ところが、議会が延び延びになって3氏とも出て来られず‥‥そのなかで代理でもと出席したのは、共産党だけでした。

 大事な懇談会だと思っていれば、誰かでも代理を立てるでしょう。

 支持者団体なら、メッセージぐらいは送るかもしれません。

 保護者からも「話を聞きたかったのに」との声が漏れました。

 テーマの「子育て新システム」は、政党では文字どおり一貫して共産党が国会でも地方議会でも取り上げてきたこと。

 他の党や議員さんも、保育士・保護者の立場でがんばってくれるのか--厳しい視線が向けられています。

 別な言い方をすれば、共産党としても、その声を受け止めてがんばらないと。

 日本政府の子育て支援は、いわゆる先進国のなかでも最低基準。

 しかも、女性の家事・育児が当たり前という社会的風潮や企業の態度も残されています。

 保護者としても運動し、党としても先頭に立って力を尽くしたいと思いました。

 【今日の句】 ご夫人の ビラでもめてる 党もあり 

2011年2月24日木曜日

大腸菌付きポテト輸入まで、アメリカは要求

 党道委員会にはTPP対策本部がありまして、私が本部長になっています。道内の動きなどをまとめて、北海道の党として運動の引き上げに力を尽くしています。

 それで、あらためて各地の状況把握などを進めていますが、TPPストップ!の世論が広がっていることを実感します。

 党が主催する学習会・シンポジウムでも、予想以上の参加者。

 農協系統などによる集会が相次ぎ、自治体でも独自のポスター作成や、来月には「総決起大会」までおこなう自治体も。

 いわゆる都市部でも、TPPを学べば「これはひどい!」と怒りの声になると、報告がありました。

 アメリカの大企業などが「TPPでは“米国主導”を貫け」と、米政府に要請していることもわかりました(こちら)。

 米通商代表部の文書では、大腸菌が少々ついてても冷凍フライドポテトを輸入すべきとか、農薬の基準引き下げとか、具体的な報告までされています(こちら)。

 「あらゆる障壁をなくす」TPPで、誰が利益を受けて、誰が害を受けるのかはハッキリしているのではないでしょうか。

 各団体に懇談などをしてきましたが、あらためて構えなおして、がんばりたいと思います。

 【今日の句】 アメリカに イラつく首相 見たことない

2011年2月23日水曜日

日本政府として最大限の被災地支援を

 ニュージーランドの地震が、どれだけ大きいものだったかを知らせる報道・記事に、あらためて驚きます。

 このブログを書いている時点で、まだ安否がわからない日本人の方も多数います。

 これまでの被災の例でも、救出は文字どおり時間との勝負。

 日本政府としてできることは限られているとしても、最大限の支援をしてほしい。

 安否不明となっている方の、ご家族の気持ちを思うといたたまれない思いにもなります。

 さて、札幌は連日、春が来たかのような温もり。

 政治の春は、まだまだ遠いようですが‥‥予算関連法案が年度内に通らないことが明確になり、年度を越した対策を、首相は視野に入れたとも報じられています。

 今日の党首討論を見ていて、自民・公明から追及され「日米同盟さらにさらに重視」という、菅首相の態度に危機感を覚えます。

 政権交代しながら、自公時代以上に自民党政治に突き進む状況にこそ、国民は不信や不満を高めているのでは。

 1つ1つ切実な国民の願いを実現し、おおもとの「財界優遇」「アメリカいいなり」ただす仕事をしなければ、と痛感します。

 【今日の句】 イライラが 余裕のなさに 見えてくる

2011年2月22日火曜日

外務省が「スパイ」とは

 ニュージーランドの地震と、リビアでの軍の鎮圧を同列に論じるものではないですが、人の命の重さは同じ。胸が痛みます。

 少し前の記事になりますが、外務省が国会議員の国会図書館利用を「スパイ」するという、とんでもないことがあったようです(こちら)。

 名前が判明した日本共産党・緒方靖夫前参院議員と、自民党・石破茂政調会長はじめ、少なくとも8人が対象になったようです。

 国会図書館は、強大な政府機構に対し国会と議員が独立して調査立法活動を行うことを補佐する役割を担っています。

 そうした活動のため、専門調査員も任命されています。

 三権分立のカナメをなす、1つの問題だけに、真相が明らかにされなければならないはずです。

 さて、今日は朝から宣伝でスタート。

 宮内さとし知事予定候補も、駆けつけてくれました。

 若い人が就職できないようでは、北海道の未来はありません。

 中小企業を応援する北海道に--と、住宅リフォーム助成制度制定などを訴えました。

 打ち合わせや人に会ったりと、1日が過ぎていく‥‥何だか時間の流れが、速い。

 朝は6時前に起きてますが、陽が昇るのも早くなってきましたね。

 少しずつ、次の季節に向かっていることが、何だか嬉しくもあります。

 【今日の句】 雪解けが 与野党間では 進まない

2011年2月21日月曜日

保育条件を整備せよ!

 昨日は札幌清田区で演説会の予定だったのですが、別の日に変更となったため空いた時間ができました。

 少し休める‥‥と思いきや、待っていたのは娘の「遊んで~」ビーム。逃げられません。

 しかも、保育園のクラスの子どもも一緒で‥‥昼寝も私が付き添って‥‥保育士状態!

 かわいい寝顔たちを前にすると、こんな日があってもいいかな、と。

 でも、こんな子どもたちが20人もいるとなると‥‥想像しただけでクラクラ。

 私も中学校教員でクラス40人を前に授業などもして、それはそれで大変でしたが、5歳児20人と終日過ごすというのも、結構ハードではないかと。

 ささいな体験でしたが、保育士の労働条件、保育園の環境整備は、やっぱり必要だ!と強く実感。

 何しろ昨晩は、そのために(?)ブログまで更新できなかったので (^^;;;) ‥‥言い訳ですが‥‥。

 今日は会議やビラ作成で、デスクワーク中心でした。

 【今日の句】 子どもらの 願いがわかる 日も良しと