2011年4月9日土曜日

市民の立場で働きぬける人を

 いよいよ今日が地方選前半戦の最終日。明日が投票となります。

 日本共産党は、今回の選挙を「救援・復興選挙」と位置づけて救援募金の活動をおこなってきました。

 集計途中ですが、札幌市内をまわった市議政党カー2台で89,433円にもなりました。

 これまで東北3県と75自治体に届けられましたが、この募金も中央委員会でまとめて被災自治体にお届けします。

 本当にありがとうございました。

 原発・エネルギー対策をどうするか、福祉・防災のまちづくりをどうすすめるか、も大きな争点でした。

 これまで原発を推進し、福祉や防災予算を削ってきた政党や候補者は、何と語ったのでしょうか。

 そもそも、道議会でもほとんど質問をしなかった議員もいて、この4年間の活動をどう語ったのでしょうか。

 知事も議員も、これからの4年間、本当に市民の立場で働きぬける人が選ばれるべきだと思います。

 その役割を果たせるのは日本共産党!です!

2011年4月8日金曜日

被災者の心を思うと‥‥

 昨晩に札幌でグラグラッと‥‥揺れの長さから三陸沖の地震だと感じましたが、これほど大きな地震(余震)だったとは思いませんでした。

 すぐ石巻市の両親に電話をかけたらツーツーツー。停電です。

 携帯もしばらくはかかりづらく、とりあえず無事は確認できましたが、1ヶ月前を思い出し生きた心地がしなかっただろうなぁと思いました。

 物理的な被害も報じられていますが、精神的なショックなども予想されて、本当に被災者に寄り添った支援が必要だと痛感します。

 自分に何ができるか、考え込んでもしまいます。

 ところで選挙中に、大学時代の(別の大学ですが)友人が宣伝カーでバッタリ!

 懐かしかったのですが、時間に追われてじゅうぶんに話す暇もなかったのが残念。

 こうやって心一つに、頑張りあっていることに励まされます。

 とりあえず、前半戦の選挙活動期間は明日まで。全力で!

2011年4月7日木曜日

被災地支援の願いを込めて

 今日は朝から救援募金に1万円を入れてくれる方が! 昨日も5000円を入れてくださる方もいて、もちろん善意は金額で決まるものではありませんが、本当に「何とかしたい」と思っている方がたくさんいることに、私たちも政党としての責任を果たさなければと、強く思いました。

 日本共産党で取り組んだ救援募金は、北海道で2000万円を超え、全国でも4億円以上が寄せられました。

 岩手・宮城・福島3県と75自治体に、すでに第一次分としてお届けしています。

 テレビでも新聞でも、生活物資の支援、業者からの支援、ボランティアとしてのがんばり‥‥などが報じられていて、本当に人としての温かさを感じる毎日です。

 だからこそ政府には、原発事故対策も合わせて、被災者が望む情報発信と開示、救済体制の構築などを急いでほしい。

 立場を超えて取り組む課題には、私たちも力を合わせてがんばります。

 一方で、政策転換が必要な課題には、きちんと政党としての立場を貫きます。

 救援・復興も、地方選独自の取り組みも、いっそう力を込めてがんばります。

2011年4月6日水曜日

「ただちに」ばかりが不安に感じる

 コウナゴから基準値を超えるセシウムが検出され、漁業者も出漁ができない状況に追い込まれました。

 全漁連が東京電力に抗議し、国は補償の検討を始めましたが、事態の深刻さを深く認識してほしい。

 常に政府からは「ただちに人体に影響はない」と発信されますが、「ただちに」なくても「これから」ある可能性は否定していないわけです。

 くり返し「ただちに」と言われ、しかし事態は深刻化し、情報も小出しに‥‥では、国民が政府の情報を信頼できなくなります。

 1号機70%、2号機30%、3号機25%もの燃料が損傷したとの、東京電力の発表もありました。

 一方で、政府は年間被爆限度量の引き上げまで検討しているとか。

 「ただちに」の基準を、広げていることが不安なのです。

 危機管理がこれで正しいのか、強く疑問を持つのは私だけではないと思います。

2011年4月5日火曜日

早く被災地にも本当の春を

 政党カーで日中はまわっているため、その間の変化は夜にまとめて仕入れている状況です。

 事務所に戻って夕刊を読むと、福島第一原発の建屋内外に高濃度の汚染水が6万トン(!)だとか。

 気が遠くなるような量ですが、政府は「想定外」で片付けず、情報の公開を進めて研究者・技術者の知恵を総結集して対応してもらいたい。

 同時に、避難している子どもたちの進学・進級先への柔軟な対応を願いたい。

 いま具体的な知恵が私も浮かばないことにもどかしい思いですが、最善に近い選択はできるはず。

 少なくとも北海道に避難・移住している方には、支えられる体制を求めていきたい。

 その橋渡しにもなる議員を選ぶのが、今回の選挙でもあります。

 今日は久しぶりに温かい1日でしたが、早く被災地にも本当の春が来ることを、とにかく願うばかりです。

2011年4月4日月曜日

募金に応じる若者たち

 救援募金のお願いに応じてくれる、若い人たちの姿が目立ちます。

 募金を通じて、「大人はもっと頑張ってよ!」と言われているような気がします。

 北海道の党に寄せられた募金は1900万円を超え、全国でも3億円以上となりました。

 東北3県と75市町村に、すでにお渡ししています。

 当たり前のことですが、救済・復興に本気で取り組まなければ。

 選挙戦ではありますが、心と心が通う取り組みが、もっと広がるといいな。

 この通いあいが全国でも広がって、被災地支援の力につながれば。

 明日から気温も上がるそうで、元気にがんばろう!とあらためて思います。

2011年4月3日日曜日

原子力行政の転換を

 原発事故で、これからどうなるのか多くの方が心配されているのではないでしょうか。

 私も、ニュースを見るたびにどうなるのかと、心配になります。

 心配のタネとなっている1つは、正確な情報がわからないということだと思います。

 政府や東京電力からの情報が、正確にわかってこそ専門家も力を発揮できるのでは。

 わかりやすく国民に伝わってこそ、冷静な行動も取れるのでは。

 これまでの「安全神話」にすがりつく情報ばかりでは、かえって心配や混乱を呼び起こしかねないと思うのです。

 同時並行で、今後のエネルギーのあり方も論じていかなければいけないと思います。

 まずは今ある原発は総点検し、プルサーマルなどは中止に!

 テレビで見ても、明らかに役に立っていないことがわかる原子力保安院ではなく、権限と体制を持つ独立した規制機関を!

 そして、自然エネルギーへの計画的転換で、原発頼みからも脱却を!

 社会のありかたとしても、浪費型社会を見直すことも大事だと思います。

 あらためて私も知りましたが、日本共産党は1976年から技術の未完成ゆえに危険性がある原発の問題点を指摘し、解決の方向を提起してきました(こちらこちら)。

 根拠を持たない、楽観的な主観では解決できないのが原発問題です。

 科学的な立場を貫いてこそ、国民を守ることにつながるのではないでしょうか。

 今回の地方選挙でも、大きな争点になっているだけに、多くの方に党の政策や態度を知ってもらいたいと思います。