2011年10月29日土曜日

教育とは命と命のひびき合い

 ご招待を受けて、東京大学名誉教授の大田堯先生・ドキュメンタリー映画「かすかな光へ」上映会に足を運びました。

 今日のブログタイトルは、大田先生の言葉です。

 私が大学に入学し、初めての講演会参加が大田先生のものだったんです。

 当時を思い出しながら映画を見ていると、画面から大田先生が心を込めながら語りかけてきました。

 生命あるものは、みな違っている。

 みずから変わる力を持っている。

 そして、かかわりあって生きている。

 だから教育とは、命と命のひびき合いであり、創作活動・アートであると。

 上から教え込むのが教育ではないと、みずからの戦争体験から結論を導き出した大田先生の話には説得力があります。

 みずから変わる力・学ぶ力に働きかけることに、教育の役割があるとの話も心に残りました。

 教育大学・教育現場にいながら、このような場にしばらく触れられなかったので、自分の「活動の原点」を見つめなおす機会にもなりました。

 選別と管理中心主義の教育行政に、怒りを覚え変えたいとの思いで党に加わった私。

 あらためて初心を思い出し、気を引き締める1日ともなりました。

 【今日の句】 政府にも 変化の意味を 教えたい

2011年10月28日金曜日

大きな横断幕が目立ってます!

 今日は、道庁前で労働者後援会のみなさんとの宣伝でスタート!

 写真のように大きな横断幕が目立って、いつもよりチラシの受け取りも多かったような気がします。

 特にTPPは、どの分野を問わず北海道全体に大きな影響を与えるだけに、強引な進め方でいいのか、と多くの方が感じているのだと思います。

 そうである以上、TPP参加はやめるべき!

 大勢で宣伝すると、それだけで元気になります。後援会のみなさんに感謝!

 会議を終えて、町議選挙がおこなわれている白老町へ向かいました。

 日本共産党の公認候補は3人。

 残念ながら告示後になりますので氏名や写真は伏せますが、町民の立場でがんばりぬける3議席を!と私からも訴えました。

 白老町は大型港開発事業などの影響で、町財政が苦しい自治体でもあります。

 党候補は過大な計画はやめるべきだと訴えてきたわけですが、「1つでも○○候補の言うとおりにしていれば、町の財政やくらしは変わっていたはずだ」との声も寄せられていました。

 宣伝中は大量のユキムシがブンブンと‥‥気にせず無視して、党候補への支持を私からもお願いしました。

 近づく冬。

 風邪対策、しっかりしなきゃ。

 【今日の句】 北風の 小僧が出番 待っている

2011年10月27日木曜日

あらためて、北電「やらせ」の問題点

 今日もTPP問題で、札幌市内をグルグルと‥‥「反対」「慎重」など表現は様々ですが、「情報もなく、影響も定かでないまま推進は良くない」ことは共通でした。

 北海道では11月4日に実行委員会による集会があり、第一次産業団体のみならず経済団体・消費者団体・医師会なども加わっています。

 私達も党派・団体を問わず、この点は力を合わせたい。

 さて、昨日の道議会にようやく北電・佐藤社長が参考人招致に応じました。

 本当に反省しているのか疑わしい態度だったことは、報道済みです。

 あらためて、この「やらせ」で何が問題なのか。

 1つは、公益企業としてのあり方です。

 自社製品に対して購入者・国民から不安の声があれば、安全性をきちんと説明しぬくのが一企業のあり方。

 故障や不具合などあれば、製品回収や生産ラインストップまで、どの企業もおこないます。

 しかし北電は、不安の声に多数派工作で応じた。

 よく「反対派も動員するのだから、賛成派も動員して当然」との話も聞きますが、住民団体ならともかく公益企業がおこなうことでは、そもそもないと思います。

 もう1つは、「道民の意見を聴く会」という政策決定上のプロセスで、民意をねじ曲げようとした政治上・民主主義上の問題です。

 これは北電・第三者委員会からも「行政作用」という言葉が用いられて、断罪されています。

 さらに言えば、こういう問題があるにもかかわらず、北電は1999年に「やらせ」が発覚して社長が陳謝しながら日常的に繰り返したという問題でもあります。

 だから道民が怒っているんです。

 今日うかがったところでも、「昨日の委員会では、真下さん(共産党)が一番スジが通っていた」との話がされました。

 全容解明に向かうよう、議会内外で力をあわせて私もがんばります。

 【今日の句】 重大さ 知っているかな 社長さん

2011年10月26日水曜日

TPP反対の世論は固い

 今日の日本農業新聞を見てビックリ! 見開きでTPP反対の大紙面なのです。

 内橋克人氏・堤美香氏のロングインタビューも、読み応えがありました。

 東京・日比谷でのTPP反対集会には3,000人もの参加者のようです。

 私達も呼応して全国で行動を!と、今日は岩見沢市で商工会議所などを訪問・懇談し、街頭からの訴えもおこないました。

 事前に案内をしてくれたこともあり、党員・支持者のみなさんも宣伝場所に来てくださいました。

 風が冷たい日でしたが、TPPは許さないという気持ちは熱く!‥‥うまく伝えることができたかな。

昼には札幌に行き、原発連・国民大運動北海道実行委員会による北電前での宣伝行動にも参加し、連帯あいさつ。

車の行き来は運転手スタッフも大変ですが、予定通りに走ってもらい心強い。

多くの人に支えられての活動であることを、つくづく実感します。

これだけTPP反対の声を前に、それでも民主党・野田政権は強行するのでしょうか。

【今日の句】 強行は 正当性なき 根拠なり

2011年10月25日火曜日

TPP反対で空知管内を回る

 くしゃみが何だか多く出ます。風邪というわけでもないけど‥‥寒さには、みなさんも注意してくださいね。

 今日はTPP反対の共同を広げる懇談・宣伝へと、空知管内を回りました。

 初めは滝川・前田康吉市長と。

 前田市長も胸にTPP反対バッジをつけておられて(農協で作ったものです)、「気持ちは同じ」と話は農業支援策、町づくりにも及びました。

 お忙しいなか時間を割いていただき、それだけ重要な問題なのだなと私も再認識。

 その後も新十津川町・ピンネ農協、秩父別町・北いぶき農協、深川市・きたそらち農協、砂川市・新砂川農協、美唄市・美唄市農協などを訪問し、話をうかがいました。

 どこでも共通して話されたのは「TPPの影響は農業だけではない」「アメリカのルールが押し付けられる」「拙速に進めるべきでなく、メリット・デメリットも明らかにして国民的議論がされるべき」などのことでした。

 もちろん私たちも同感でして、党のアピールも紹介して反対の一点でがんばる決意と伝えました。

 懇談の合間には地元新聞社訪問、街頭宣伝などにも取り組みました。

 途中で雨にも当たりましたが、それでもやめるわけにはいきません!

 大規模化が進んだ北海道農業でさえ、アメリカやオーストラリアには太刀打ちできません。

 そして非関税障壁撤廃の名で、国民生活を守るルールが壊されてしまうのがTPP。

 北海道は経済界も含めて「オール北海道」で反対しており、私たちも力を合わせてがんばります!



 【今日の句】 アメリカの 手土産だとは 許さない 

2011年10月24日月曜日

青年たちの力強さ

 全国青年大集会に4800人! 北海道からも青年たちが参加しているはずで、全国からの参加者が心一つになったことは嬉しいですね。

 ウォール街での行動に連帯した集会としては、日本で最大規模になるとか。

 1%の富裕層によって、特に生活が踏みにじられてきたのは青年たち。

 簡単に首切り・賃金カットされ、その原因も「自己責任」とされ‥‥結局は「1%」が責任逃れを果たしてきた結果では。

 社会の不公正への怒りの広がりは、新しい社会への準備でもあります。

 私も力を尽くしますよ!

 【今日の句】 未来なら 青年たちが 知っている