2013年7月20日土曜日

日本共産党は、他の党と何が違うか

 明日が投票日! きちんと対案を持って、安倍政権に正面対決できる日本共産党を伸ばしてください!

 日本共産党と、他の党と何が違うか。

 3つの点で、今日は訴えました。

 ①自民党政治を変える展望を持っている

 大企業の内部留保を活用して賃上げを。

 中小企業には、会社負担の保険料など軽減して、賃上げや雇用の維持を。

 消費税増税でなく、大企業・大資産家にふさわしい負担を。

 ‥‥などなど、です。

 「反対ばかりの党」との批判もありますが、それは共産党を知らない「ためにする批判」でしかありません。

 ②カネの力に負けず、どの国にもしっかりモノを言う

 特に原発マネーにまみれていないからこそ、日本共産党が伸びれば、必ず原発ゼロに近づけます。

 他国に対しても、旧ソ連のアフガニスタン侵略、中国の天安門事件、アメリカのイラク戦争など、厳しく批判をしてきたのが日本共産党です。

 ③平和と自由、民主主義を守るためにがんばりぬける

 自由と民主主義を掲げて、党が創立されたのは91年前。

 戦争反対を言うだけで「非国民」扱いされ、逮捕・投獄・拷問・虐殺の目にありました。

 しかし戦争が終わり、今の憲法に盛り込まれたのは、共産党が主張していた平和と民主主義でした。

 昔は、他党はくっつき・離れをくり返して、最後は一つになって戦争に進んでいきました。

 今は、また他党はくっつき・離れをくり返し、憲法を変えることでは一つに連なっています。

 昔も今も、自由と民主主義のためにがんばってきたのが日本共産党です。

 安倍首相の9条改憲、石破幹事長の「死刑」発言を見たら、ここで歯止めをかけなければいけません。

 その力になれるのは、やっぱり日本共産党だと、私は強く訴えたい。

 自民党の暴走を止めるのは、日本共産党が一番です。

 新しい政治を拓く、確かな力にもなれます。

 比例代表は日本共産党を!

 北海道選挙区は森つねとを!

 【今日の句】 持っている 変える力は あなたにも

2013年7月19日金曜日

「名前は嫌いだけど、共産党がんばれ!」

 投票日2日前。安倍首相の「9条改憲」、石破幹事長の「軍法会議」発言に、驚きと怒り爆発!で、札幌市内を訴えてまわりました。

 安倍首相の明確な9条改悪も、とんでもない。

 石破幹事長の「(国の出動命令に従わない者に対して)従わなければ、最高刑に死刑がある国なら死刑」との発言は、開いた口がふさがらず。

 民主主義の国であれば、良心的兵役拒否を認めている国が多数のはずです。

 軍法会議があっても、極刑にまでしている国があるのでしょうか。

 つまりは「国のために命を差し出せ」と、いうことでしょう。

 そのような事態を生み出さないための、外交努力の話は何もないのでしょうか。

 こうやって少しずつ、少しずつ、平和は壊されていくものです。

 だから、この参院選で歯止めをかけないと!

 豊平区で演説中に、スポーツカーが前に停まり、男性が窓を開けました。

 何か言われるのかな‥‥と構えていたら。

 「共産党がんばれよ! 名前は嫌いだけど、がんばれよ!」

 思わず驚いて、マイクを握りながら「ありがとうございます!」と3度も言ってしまいました。

 今の政治に何を怒って、共産党に何を期待しているのかは、わかりません。

 でも、こんな声援を受けたことも、これまでありません。

 さぁ、訴えも明日1日。

 明日は札幌に、紙智子比例候補・森つねと選挙区候補・木村けんじ比例候補が、札幌にそろって訴えます。

 私も政党カーから、最後まで政策を訴えていきます!

 【今日の句】 今ここで 止める時代に 共産党

2013年7月18日木曜日

TPP参加で「食料難の国」にしていいのか

 投票日3日前。水田が広がる北空知管内を回りました。訴えの中心は、やっぱりストップTPP!

 午後に訪れた沼田町は「雪中米」として、ブランド化を進めてきた町です。

 外国向けの輸出も進んでいて、安倍首相がTPP交渉参加の記者会見をした時に「輸出が5年間で8倍」になったと、紹介していた町です。

 これを引き合いにして、TPPに参加しても「売れる農業になれば生き残れる」と言いたかったようです。

 しかし。

 JA道・飛田稔章会長が、マスコミに対して「わずか数10トンの話。輸出で解決できるかのような発言に強い憤り」とコメントしています。

 北海道は、年間60万トンほどの米を生産しています。

 そのうち、輸出している「雪中米」は0.008%分。

 ブランド化と輸出で、すべてが解決するかのような話は幻想です。

 基本の考えが、ずれているのではないでしょうか。

 国家の基本の1つは、国民へ食料を安定供給することだと思います。

 当たり前ですが、そうでなければ生きていけないからです。

 今の日本の食料自給率は、カロリーベースで39%。

 TPP参加で、2割台に下がります。

 これって「食料難の国」ってレベルでは、ないのでしょうか。

 農家の所得倍増とか、海外で売り込むとか、基本の考えがあってこそだと思います。

 オイルショックの年ぐらいだったかと思いますが、アメリカからの大豆輸入がストップさせられ、豆腐など関連商品が高騰したことがありました。

 同盟国だろうが、まずは自分の国の食料を確保するものです。

 そのことから、政府も自給率を高めることの重要性を学んだはずです。

 だから必要なのは、適正な関税と、農家の経営安定へ価格保障を進めること。

 諸外国では当然のことですし、アメリカはWTO違反でないかと指摘されるほど、国内農業を保護しています。

 間もなく交渉は開始されますが、大事なことは国内で反対世論を高めること。

 そのためにも、日本共産党の躍進を!

 【今日の句】 この国で 作った恵み 子どもらに

2013年7月17日水曜日

自民・公明は「政治の安定」で何をする

 投票日4日前。ベビーカーを押していたお父さんが「9条!」と言って大きく手を振り、中学生は「原発!」と言って手を振るなど、ビックリする反応が続きました。

 今日は各紙いっせいに、世論調査の結果を報じていました。

 自民・公明が「安定」との報道に、「このままでいいのか」と感じる方も多いのではないでしょうか。

 公示日からずっと、自民・公明は「政治の安定」「ねじれの解消」を訴えてきました。

 政治を安定させて、何をしようというのか。

 「成長戦略」? 働くルールを壊すものではないですか。

 原発の再稼働や輸出までも。

 TPPは推進、消費税は来年4月から増税。

 年金削減、医療費アップ、介護は軽度者の保険外し、生活保護も削減‥‥増税して、社会保障まで改悪。

 新たな投資減税で、大企業と大資産家は潤うばかり。

 安倍首相は、憲法9条改定も明言しました。

 本当に、自民・公明の「安定」がいいことなのでしょうか?

 問題は、政治の中身でしょう。

 限定正社員より、安定正社員こそ必要でしょう。

 政治の安定を言うより、くらしの安定こそ最優先でしょう。

 私も街頭から、安倍政権のねらいとともに、日本共産党の対案を語っています。

 嬉しいことに立ち止まって聞いてくれた青年が、乗員スタッフと話し込むなかで「共産党に入れる」となったそうです。

 もっと、日本共産党の政策と役割を知らせなくっちゃ。

 今日は滝川市に宿泊し、明日は北空知管内を回ります!

 【今日の句】 隠してる ねらい捉える 目を持って

2013年7月16日火曜日

どの野党が伸びればいいのか

 投票日5日前です。いよいよ終盤の今日は政党カーに、大門実紀史参議院議員・高橋千鶴子衆議院議員が交代で駆けつけました。

 生々しい国会や現地調査の様子は、現職議員ならでは。

 やっぱり日本共産党の国会議員を増やさないと!と、強く思いました。

 両議員から共通して出てきた言葉は「どの野党が伸びればいいのか」。

 消費税増税、TPP参加を進めてきた民主党。

 規制緩和とTPP参加を、安倍政権にけしかける、みんなの党と維新の会。

 これらの党が伸びても、自民党には何の脅威にもならないでしょう。

 そこで‥‥共産党が、あるじゃないか!

 もちろん「他の党がだらしないから、共産党に1票を」というわけではありません。

 自民党政治を変える対案を持っているからこそ、正面から安倍政権に向かっていける。

 詳しくはこちらから、ぜひご覧ください!

 朝8時の宣伝開始前に立ち話をさせていただいた女性からも「共産党はいいこと言ってるねって、家でも話しているんですよ」と、嬉しいお言葉をいただきました。

 暑さも少しですが和らぎ、明日も元気に!

 【今日の句】 本籍は 自民だったと 他党見る

2013年7月15日月曜日

止めるべき時に、止めなければいけない

 参院選12日目。今日は北海道空襲の日でもあり、日本共産党の創立記念日でもありました。
 
 今から68年前の空襲では、室蘭市、根室市、釧路市などで大きな被害を出し、全道では2000人以上が命を奪われました。
 
 遺体が電柱にまでぶら下がっていた、との話も聞いたことがあります。
 
 戦争を体験していない世代が多数になった今、こういう歴史を引き継ぎ、国の進路を誤らせないようにすることが大事だと思います。
 
 そもそもは、日本の侵略戦争が引き起こしてきたことでした。
 
 その反省から、今の日本国憲法が作られたのでした。
 
 「押しつけ憲法」と言う方がいますが、終戦直後、多くの国民が「戦争が終わって良かった」と思ったのではないでしょうか。
 
 国家権力の暴走を許さないことは、この時代の教訓でもあると思います。
 
 自民党などの憲法96条改定は、認めることがとてもできません。
 
 越えてはいけない一線がある、と思います。
 
 それが今の時代、ではないでしょうか。
 
 北海道空襲と、日本共産党の創立記念日が同じとは、何かの縁かもしれません。
 
 当時は戦争反対を言うだけで「アカ」「非国民」とされ、特高警察に捕まった時代でした。
 
 戦争反対の、何が悪いというのでしょうか。
 
 止めるべき時には、止めなければならないと思います。

 その思いを込めて、今日は憲法について演説させてもらいました。

 札幌市内を回り、多くの方から激励を受けました。

 明日も元気に!

 【今日の句】 憲法を 目をそらさずに 子のために

2013年7月14日日曜日

青年の思いに、正面から向き合う政党はどこか

 参院選11日目は旭川市。暑い中でも、党員・支持者・後援会の方がメガホン宣伝に大活躍です!

 一条通買物公園では、メガホンからの大きな声援!

 演説を終えて握手に行くと、後援会員さんが「この子、共産党に入れてくれるって!」。

 美容室のチラシを配っていた、若い女性に声をかけてくれたのでした。

 うれしいですね。

 演説中も、車で通りすぎる若い人たちから、冷やかしではないとハッキリわかる、手を振ってくれる姿が多いように思います。

 職場の中でも、社会を見ても、理不尽なことばかりを実感していると思うんですよね。

 マジメに働いても、増えない給料、払われない残業代。

 社会に出たら正社員になれず、襲い掛かる奨学金=借金の山。

 「何かが変わる」と思った民主党政権は、あっけなく裏切った。

 真剣に、どうしたらいいか考えているんだと思います。

 その思いに、正面から向き合いたい。

 はぐらかしたり、適当にごまかしたり、そんな大人や政治家を数多く見てきたと思うんです。

 日本共産党は、そんな政党ではないと、口だけでなく姿勢として示さないと。

 少なくとも演説を通して、その「皮膚感覚」が伝わればなと思っています。

 夜のうちに、札幌市まで移動。

 移動途中の高速SAで、とある町の町長さんとバッタリお会いし、出発時には手を振ってお見送りまでしていただきました。

 いろんなことがある選挙戦です!

 【今日の句】 ブラックだ お腹の中も 会社でも