2013年10月26日土曜日

この場所から、政治を変えていく

 何かとバタバタして、更新も滞ってました。その間に新事務所落成式、原発連での宣伝、生存権裁判を支援する会‥‥などへ駆け回りました。

 まずは、新事務所落成式から。

 130人もの方がお越しいただき、建設を祝っていただきました。

 なにしろ前事務所は、ほぼ半世紀。

 その間にも、多くの国会議員・道議会議員を送り出し、政治革新の「北海道の拠点」としての役割を果たしたのですから、こられた先輩方にも感慨が押し寄せたことと思います。

 写真のように、昔からの事務所の変遷にエピソードもお聞きし、新事務所で新しい政治革新のページを刻もう!と思いました。

 建設に携わっていただいた業者さんには、お礼の花束を贈りました。

 実は建物取得から、実際の設計に至るまでに何度もあきらめかけていたのですが、多くの熱意に支えられて建設となったのです。

 私も初めて聞くような苦労話もお聞きして、大事に事務所を使わなければと誓ったのです。

 何気に生活する様々な建物も、何か起きたら一大事なのですから、建築業者さんは一生懸命なんですよね。

 何より建設資金1億2000万円を、すべて党員・後援会員のみなさんの募金にて集める(まだ募集中です!)というのは、草の根の組織を持つ日本共産党ならではです。

 それだけ多くの方に支えられているということを忘れないで、日ごろの活動に取り組みたい。

 道原発連として26日は「チェルノブイリデー」として、いつも宣伝と署名の行動をしています。

 署名に足を止めてくれた女性は、娘の友達のお母さん!

 とはいえ、その場では「あれ?‥‥たぶん、そうだと思うけど‥‥」と考えているうちに、署名を終えられました。

 帰宅して娘に聞いたら、やっぱりそうでした(お母さんの方も気づいてくれていたのですが、お互いに声をかけそびれていた、ということです)。

 生存権裁判を支援する北海道の会は第6回の総会を迎え、途中まででしたが生活保護受給者などの生活実態を、あらためて詳しく学びました。

 建築現場で体を壊し、まさか自分が生活保護を受けるとは思わなかった、という男性。

 「マスコミは特殊な例をあげて、生保受給者をバッシングする。

 しかし、自分のまわりは苦しみながら生活している。

 誰もが明日は我が身、です。

 マスコミは正しく、実態を取り上げて欲しい」

 まさしく、そのとおりです。

 生保受給者も、非正規雇用で働く青年も、少ない年金暮らしの高齢者も、高い税金や保険料で苦しむ業者の方も、そろって生活不安が強まっていることが、よくわかりました。

 こんな政治を続けて、いいのか。

 こんな政治は、必ず長続きしない。

 新しい政治を本気で担う、私自身も成長しようと新たに思いました。

 【今日の句】 人として 生きる社会へ 連帯を

2013年10月24日木曜日

食料主権を守れ!

 昨晩は子どもたちと眠り、ガッチリ休んで今日も元気に!TPPストップへ団体などをまわりました。この後、新事務所に落成式をおこないます(詳しくは明日!)

 前に国会の答弁で、安倍首相が「食料自給率」に続けて「自給力」との言葉を述べていたことに触れました。

 ちょうど今回の「かけある記」で、紙智子参議院議員が解明してくれています。

 食料自給率は万国共通の計算式がありまして、国内の食料消費を、国内の農業生産でどの程度まかなえているのかを示す指標です。

 食料自給力とは、国内の農業生産の「潜在的な供給能力」を示すそうです。

 そうなると、その拡大へ法人化、効率化、大規模化、生産性の向上などが求められ、競争力も上がり、輸出の力も強くなる--との論です。

 なので「食料主権」とは異なる考え、なのです。

 そもそもの考え方が違うわけですから、おおもとからの論戦が必要。

 今日の団体の訪問では、安倍政権の暴走に対する心配も出されて、激励もいただきました。

 国会では今日、小池晃参議院議員が質問に立ちましたが、ぜひ国会論戦を聞いてほしい。

 どの党が国民の立場でがんばっているか、ぜひ見定めてほしい。

 国会でも地方でも、心ひとつに安倍政権に立ち向かいます!

 【今日の句】 地に足を つけた党こそ 出番だと

2013年10月22日火曜日

この子らは世の光なり

党道委員会を代表して、全国知的障害者施設家族連合会の全国大会開会行事に出席しました。今回が第9回だそうです。

 由岐透会長さんの開会あいさつが、心に沁みました。

 「ふつうは子どもが親より先に逝ったら、親不孝となります。

 しかし知的障害を抱えた親の気持ちは、少し違うことでしょう。

 『私が死んだら、この子はどうなるんだろうか』

 子どもより早く逝けない、という思いだろうと思います。

 障害を抱えながらも子どもたちは、健気に生きています。

 『この子らを世の光に』

 障害のある人もない人も、安心して暮らせる社会としていきましょう」

 だいぶ私の主観も入っているかもしれませんが、大要はこのようなお話だったと思います。

 あいさつ中の「この子らを世の光に」というのは「この子らに世の光を」「この子らは世の光なり」など、障害児・者の運動で掲げられてきた理念でありスローガンです。

 私も大学時代に言語障害児教育教員養成課程で学び、不十分だと自覚はしてますが、その思いは共通して持ってきたつもりでした。

 でも実際に当事者のみなさんとお会いするたびに、私の決意なんてチッポケなものなのかな、と思ったりしてきたものでした。

 国では新たに障害者総合支援法が始まり、自立支援法からは不十分ながらも進んだ一歩として、より良いものにしようと運動が進められています。

 わずかながらでも、その前進の力になりたい。

 「共産党の議員さんには、たいへんお世話になりました」とのお言葉もいただき、引き続き力を合わせて奮闘することをお約束しました。

 急いで党北区地区での「つどい」に参加、女性の方が入党していただき嬉しい気分に。

 夜はJR問題で関係者からレクチャーを受け、問題の根深さを痛感しました。

 やらなければいけない仕事は山積ですが、他の党に任せられないんですから、しっかり地に足をつけて頑張りたい!

 【今日の句】 どの子らも 世の光なり 光なり!

あらためてJR緊急シンポのお知らせ

 準備も忙しくなってきました。10月27日(日)13:30~、毎日札幌会館(札幌市中央区北6西4)でおこなう「JR北海道 何が問題で、何を解決したらいいのか」シンポジウムに、ぜひお越しください!

 あらためてパネリストは--

 ①武田泉・北海道教育大学札幌校准教授

 ②牧田智雄・元国労闘争団札幌団長

 ③紙智子・参議院議員

 入場無料ですので、お気軽に足をお運びください。

 準備と並行して、原発をテーマに「議会と自治体」誌への原稿を書いています。

 締め切りが近くなってきて、いろんな仕事との兼ね合いに焦りが‥‥。

 昨晩はブログも書かず、朝になりました。

 しっかり朝食を食べて、今日は定例の街頭宣伝からスタートです!

 【今日の句】 キーボード 叩くリズムが 睡魔なり

2013年10月20日日曜日

規制緩和を打ち破った労働組合がある

 いろいろな行事が重なった今日ですが、私は「しんぶん赤旗」将棋大会で主催者あいさつ→定山渓での自交総連道地連大会あいさつと回りました。

 先週の囲碁大会でも書きましたが、今回は記念すべき50回大会。

 将棋指しの私にとって、このようなあいさつができるのは嬉しいし、対局も少し眺めましたが熱戦!に思わず時間を忘れてしまうほど。

 実に小学生(8歳!)から60代の方まで集う北海道大会を制して全国大会へ行くのは、25歳と19歳の若い力。

 思い切り力を発揮してきてほしいですね。

 審判長を務めていただいた将棋連盟の佐々木純一さん(指導棋士6段)から、写真の雑誌を贈呈していただきました。

 いろいろ仕事が残っているのに、ついつい目を通してしまい‥‥「7七飛」戦法なんか、思わず目からウロコ!の展開で、これでは仕事が進みません‥‥。

実は将棋は、戦後の民主化の時期にGHQから「敵から奪った駒を、また使うのはけしからん」(奴隷を保護することに反する)と「待った」がかけられそうになったことがあるんです。

 それに対して「駒(敵)を殺すのでなく、生かしているというのが将棋なのだ」と切り返して、GHQを説き伏せたというエピソードを聞いたことがあります。

 いずれにしても、これだけパソコンが普及して棋譜も研究し続けても、なお新しい戦法が編み出されるんですから、実に将棋は奥深い、のです。

 次に向かった自交総連は、私が最初の立候補のときから多くのことを学ばせてもらった労働組合です。

 当時は小泉「構造改革」後の安倍内閣で、規制緩和・貧困と格差が、大きな社会問題になりました。

 その被害を真っ先に受けていたのが、ハイヤー・タクシーの分野。

 規制緩和によりタクシーが増えて競争が激しくなり、低賃金や労働条件悪化が運転手に押し付けられました。

 稼ぐためにはと、休憩時間を取らず走り続け事故を起こし、車内で寝泊りしているという例も伺いました。

 さまざまな規制緩和がありましたが、この分野は過当競争の弊害を国が認めた、唯一の分野です。

 10年を振り返って、構造改革とのたたかいに勝利した労働組合が、自交総連なのです。

 激励のあいさつをして少し寄り道をすると、気持ちも落ち着く秋の定山渓。

 リフレッシュして、明日からもがんばります。がんばりましょう!

 【今日の句】 人命を 守る使命が 政治変え