2014年3月1日土曜日

被災者にも増税を押し付けるのか

 消費税増税1ヶ月前で、価格転嫁の状況や町の声を伝えるニュースが報じられていました。このまま増税に突き進んで本当にいいのでしょうか。仕方ないのでしょうか?

 大型開発や軍事費のムダなどに、メスは入っていない。

 社会保障のためと言いながら、実際は年金・医療・介護など相次ぐ削減。

 経済が悪化すれば、国の税収も間違いなく減っていきます。

 
 あらためて、ぜひ日本共産党の「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言」をお読みください!

 段階を負って財源を確保し、国民負担を求めるのなら、所得を上げたうえで応能負担の原則にたち、累進性を強めた所得税改革を提言しています。

 低所得者にこそ負担が重くなる消費税は、そもそも公平な税制ではないと思います。

 税の公平を言うのなら、所得・収入に応じた負担こそ公平なのでは。

 昨日、消費税増税を前提とした来年度予算案が衆議院を通過しましたが、志位委員長は「経済失政の引き金を引く」ものだと批判しました。

 そんな予算も、委員会審議はわずか14日間。

 安倍政権が暴走するだけでなく、補完勢力となっている野党の存在も、暴走を加速させることとなっているのでしょう。

 函館から帰る途中、太平洋が輝いて見えました。

 今は静かな海も、東日本大震災で大きな被害をもたらしました。

 そう、今も被災者は仮設住宅で、あるいは親戚のうちで、避難先で、大きな傷を負いながら生活しているのではないですか。

 それなのに消費税増税なんて!

 【今日の句】 官邸の 春風吹いた ことはなし

2014年2月28日金曜日

大間原発、大間違い

 今日の「しんぶん赤旗」日刊紙1面に、大間原発建設の差し止め訴訟に踏み切った函館・工藤市長のインタビュー! ちょうど函館地区の活動援助に来ていて、話題が広がっています。

 インタビューを読みたいと、赤旗日刊紙を購読される方もいましたよ!

 工藤市長も述べていますが、大間原発30km圏内でありながら㈱電源開発からまともな説明もなく、避難計画策定という義務のみが押し付けられる。

 三方を海に囲まれた函館市は、大間原発で過酷事故が起きた場合は北に逃げるしかなく、車なら国道での大渋滞が予想されます。

 しかも大間原発は、国内初のフルMOX燃料による発電であり、他の原発より過酷事故での被害は大きくなると予想されます。

 そのうえ、下北半島付近での活断層も研究者から指摘されています。

 函館市民や工藤市長の不安・怒りは、当然のことだと思います。

 党函館市議団は、工藤市政に全面的に賛同しているわけではありませんが、この問題は建設凍結の一点で賛意を示しています。

 先日、安倍政権はエネルギー基本計画で原発を「ベースロード電源」と位置づけ、再稼働などをめざす姿勢を鮮明にしました。

 それに対して金曜日の今日も、国会前でも道庁前でも、旭川でも釧路でも、原発ゼロ・再稼働反対での行動が広げられています。

 もっともっと世論を大きくして、安倍政権を追い詰めていかないと。

 署名や宣伝・対話など様々な運動とともに、日本共産党としても力をつけて立ち向かっていきたい。

 函館・渡島桧山地区の援助に来て、本当に党への期待の大きさを感じます。

 ぜひブログをお読みのみなさんも、この機会に「しんぶん赤旗」をお読みください!

 【今日の句】 ベースなら 原発よりも 民意こそ

2014年2月27日木曜日

確かに広がっている、安倍政権への批判

 党函館地区委員会に来て、支部長さんなどに激励の話を続けています。どこでも安倍政権への暴走に不安や批判の声が出ていて、今こそ党の頑張りどきだと実感です!

 集団的自衛権では「自分が責任者」とばかりに、法の解釈を変える発言。

 自民党内・公明党からも批判が出ているように、それなら「法治国家」の意味を成さなくなります。

 安倍首相のように、時の首相や政権が勝手なことをしないように生まれているのが「法の支配」ということなのでは?

 だから安倍首相の手法というのは真逆だし、世界から見てもおかしいと映っているわけです。

 前にも書きましたが、自民党は「一人勝ち」ではなく「独りよがり」だと思うのです。

 それを見抜いて、安倍政権への批判とともに「今こそ共産党にがんばってほしい」という声も確かに広がっていて、揺るがない流れともなってきています。

 だからこそ、私たちが何度も口を開いて、政策や決意も語って前へ進んでいかないと。

 議員・候補も先頭に立ちながら、草の根での地域や職場での活動に、私も心ひとつにがんばりたいと思った1日でした。

 【今日の句】 はぐらかす 首相答弁 多くなり

2014年2月26日水曜日

権力監視の報道が、今こそ必要だ

 今月、しんぶん赤旗読者が増えるよう道南地方への援助に駆けつけました。ぜひ、このブログをお読みのみなさんでも購読いただけるようお願いいたします!

 現場記者で奮闘されている方がいることは承知していますが、いわゆる全国大手紙は、政府寄りの報道が多いのではないかと思います。

 戦争の悲惨な経験から「大本営発表」に拠らないことは、日本の報道界で確認されてきたことなのではないでしょうか。

 それなのにNHK会長はじめ経営委員の一連の発言のように、政府の報道機関であることさえ恥じない現状でいいのでしょうか。

 だからこそ、タブーなく政治の実態を報道する「しんぶん赤旗」をお読みいただきたいのです。

 同時に、今の安倍政権の暴行を見たときに、日本共産党が力をつけないといけない。

 企業・団体献金も、政党助成金も受け取っていない日本共産党にとって、しんぶん赤旗の購読料は大きな財政的基盤になっています。

 今こそ日本共産党にがんばってほしい、とお考えの方には、その支援の形として購読もしてほしいのです。

 紙面の紹介は中央委員会でもおこなっていますので、ぜひ一度ご覧ください!

 【今日の句】 対決の 力は地域に 国民に

2014年2月25日火曜日

教育費の負担が重い国でいいのか

 まだ新たな任務に不慣れなせいか、何かと慌しい毎日です。今日は国立大学の入試で、朝から受験生の激励宣伝などをおこないました。

 私の大学生活も、もう20年以上も前の話。

 とはいえ昔も今も、自分の夢を実現したく入試へ向かう姿勢は、変わりはないことですよね。

 緊張気味の顔の方、激励に笑顔の方‥‥いろんな受験生を見て、本当なら全員が合格したらいいのにな、とも思います。

 合わせて、授業料など経済面でも、進学希望の学生はきちんと学べる環境であればいいのにな、とも思います。

 この間、大きな社会問題化してきた奨学金の重い負担。

 あなたのお知り合いに、奨学金のことで悩んでいる方はいませんか?

 借りるのはいいけど、将来に返せるかわからない。

 いま現実に、重い負担で返せずに苦しんでいる。

 国際的には、入学金・授業料が無料・低額なうえ、返さなくていい給付制奨学金制度を持っている国が圧倒的多数なのに。

 こんなに教育費の負担が重い国・日本でいいのか。

 このままでは、お金に裕福な家庭しか進学できないか、借金覚悟で奨学金を借りながら進学するしかない日本になってしまうのでは。

 奨学金は、銀行ローンではない。

 若者たちを支える国のほうが、活力ある国として発展するのではないのでしょうか。

 【今日の句】 他の党は 助成をもらって いるくせに

2014年2月23日日曜日

粘り強さで未来をひらけ

 ただいま札幌へ向かう特急の中。今日は党釧根地区委員会の党会議に出席してきました。

 領土問題の存在やJR問題でも影響が大きい地域であり、道内最大の矢臼別演習場を抱える地域であり、アイヌ文化や湿原が大事にされている地域であり、カジノ構想まで浮上している地域であり、政治の様々な影響を大きく受ける地域なのです。

 その中で、粘り強く取り組んでいる姿は本当に戦闘的。

 会議の討論でも、今の党では満足しない、さらに力をつけようとの思いがビンビン伝わってきました。

 いっけん強そうに見えて、足場がなくなっているのが安倍政権。

 しっかりと力をつけて、新しい時代を
拓きたいですね。

 【今日の句】 タンチョウも 首長くして 待ってます